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情報教育関連のブログ

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出来事

2012年10月27日 (土)

スクイークEtoys第8回

今回は複数センサでのライントレース。

まず2センサでマインドストームNXTがライントレースしている動画を見せる。
2センサの車と少しくねくねした道を作らせる。このとき2つのセンサ同時に触れないように道の曲がり方に注意させる。次にどのように判断させるかを考えていく。そして、順次に判断する場合と入れ子で判断する場合のスクリプトを作成する。
進む距離については脱線しないように少なめにするように注意する。

ライントレース2センサ2つの判断

無事に動けば、プロジェクトの保存する。次に、車を複製して、判断の違いによる車の動きを比較する。タイマーの作成は省略した。フローチャートでそれぞれの手順を視覚化する。

ライントレース2センサ判断による比較

時間に余裕があるので、センサを増やし脱線しない車を作成させた。

ライントレース3センサ

ライントレースはこれで終了。

今日は、学校説明会に先駆けた公開授業で中学生や保護者の方が見学していった。

2年生は11月初旬に修学旅行のため、今週の授業のうちに1回は、NPO法人沖縄戦記録フィルム1フィート運動の会が作成した1フィートの映像と戦争体験者の証言でつづる「沖縄戦の証言」を見せることになった。何回も見たり聞くのはつらかった。

来週は今日の代休もあり、修学旅行の結団式があるため、情報の授業が1回ぐらいしかない。
アルゴロジック2を実施する予定です。

2012年10月23日 (火)

MARSHMALLOW CHALLENGE

今日2012/10/23は、中間考査明けの2年選択情報Cの授業の2時間連続の1時間目で、「MARSHMALLOW CHALLENGE」に初挑戦しました。
「MARSHMALLOW CHALLENGE」は以前からどこかのタイミングで行いたいと思っていました。前日に思い立ち、その日に図書室を借りれるか確認し、その日の帰りに100均に行き、材料をそろえました。

準備したもの

授業の前の空き時間に私自身もマシュマロタワーを作ってみました。18分で1回目ちょうど時間内に立てられず0cm、2回目は無理をせず50cmの高さまで作ることができ、私一人ではこれ以上の高さは18分以内に作るのは難しく感じました。
授業で行うことは事前に予告していなかったのですが、すぐに4人1組に自由にグループができました。ルールと世界記録が99cmであることを話し、いざ始めてみました。初め生徒の動きが鈍かったのですが、他のグループの様子を見て、ライバル心が出てきたのか、世界記録に挑戦する意欲もあったのか、盛り上がっていきます。

マシュマロチャレンジでの生徒の様子1

1回目は、8チーム中7チームがマシュマロタワーを作ることができ、最高で68cmでした。
2回目をやるので準備をするように言うと、生徒はてきぱきと動き、すぐ2回目を始めることができました。2回目は高さを狙ったため、3チームが0cmに終わってしまいました。最高で73cmでした。

マシュマロチャレンジでの生徒の様子2

生徒の様子を見ているといろいろと工夫したり相談したり協力し合い、とても生き生きしていました。おもしろ村のときと違い、ものづくりをして成果が見えてくるのがわかりやすいのでしょう。

2時間目の始めにTEDの動画を見せながら振り返りをしました。

グループワークを授業で行うことは、とてもおもしろいのですが、評価はどうするのかという問題があります。でも評価するためだけに授業を行っているわけではないので、今後の学習活動にプラスになれば、よいと考えます。

参考サイト
The Marshmallow Challenge
http://marshmallowchallenge.com/Welcome.html
チームとタワーを創造せよ!マシュマロチャレンジでチームビルディング
http://daipresents.com/2011/%E3%83%81%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%81%A8%E3%82%BF%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%82%92%E5%89%B5%E9%80%A0%E3%81%9B%E3%82%88%EF%BC%81%E3%83%9E%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%9E%E3%83%AD%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%AC%E3%83%B3/

2012年10月15日 (月)

スクイークEtoys第7回

今回は1センサでのライントレース。

まずセンサについて復習。前回生徒が答えた以外のセンサがないか答えさせる。センサの例を昨年CEATECのローム社のブースでもらった資料から紹介して、今回の課題を説明する。
前回同様センサをつけた車と道を描く。道はまず楕円でえがく。複雑な道を描きたがる生徒がいるが、まずは簡単なことからやると説明する。前回同様に、まず動かした後にセンサが車に触れているか判断する命令(以下スクリプト)を作成。楕円の形状がまちまちなので進む距離とまわす角度を調整させる。ここで一度保存して、次に先に判断してから車の動きを制御するスクリプトを作成する。

次に、車の複製をして、判断の仕方の違う車を同時に走らせる。判断の違いがどのような結果になるのかを観察させる。ここで再保存。次にフローチャートに2つのスクリプトを表現する。ここまではスムーズに進む。

ライントレース1

次に、棒を持ち弱視の方が歩く姿を模す。棒の動きを答えさせる。そして、スポイトで道の色を吸い、S字の道を描く。車を左右に動かしながら進むスクリプト作成する。S字に沿ってうまく動くか確認して、保存する。

S字ライントレース1

明後日から中間考査のため、今週も授業は1回のみ。

2012年10月12日 (金)

スクイークEtoys第6回

今回はライントレースに向けての車の往復と第4回の図形の移動の復習。

車の往復でセンサの話をする。知っているセンサにどんなものがあるか答させた。
センサの説明をして、今回の課題を説明する。
センサをつけた車と道を描く。センサといってもただ車と道の違う点を車の前につけるだけ。色による判断をするタイルを使い、まず動かした後にセンサが車に触れているか判断する命令(以下スクリプト)を作成。ここで一度保存して、次に先に判断してから車の動きを制御するスクリプトを作成する。

車の往復

次に、車の複製をして、判断の仕方の違う車を同時に走らせる。判断の違いがどのような結果になるのかを観察させる。ここで再保存。そして、フローチャートに2つのスクリプトを表現する。
生徒は2つの車の動きの違いにまず驚く。フローチャートを書くことはスムーズに進む。

判断による比較復

最後に、車が道の上のほうではみ出したとき180度回すのではなく、道の下のほうに戻して動かすことを考えさせる。座標を利用することを思い出させる。スクリプトができたら、車を複製して走らせる。

生徒は夢中で取り組んでいるようでうれしい。
3連休のため今週の授業は1回だけしかなかったのが残念。

2012年10月 6日 (土)

CEATEC JAPAN 2012

今日2012/10/06幕張メッセで行われたCEATEC JAPAN 2012に行ってきた。会場30分前に付いたがもう人がたくさんいた。

今年も小学生や親子向けに電子工作教室とロボットプログラミング教室が行われていた。すぐ定員になってようである。

会場は薄暗く感じた。今回と前回の大きな違いはカーメーカのブースがあったことだろうか。

いろいろな企業のブースを見ていて何か違和感を感じる。新商品や新技術の紹介は面白いのだが、この企業は何がしたいのかが伝わってこない。ブースにストーリーを感じない。プレゼンを見るとなんとなくわかるのだが、他社との違いもはっきりしない。なんか不安になってきた。

気を取り直して、大学のブースを中心に回ってみた。直接に説明を聞くことができるし質問もできるので、こちらのほうが面白い。

20121007ceatec2

弱視の方のブースがあった。少し話を聞くことができたのは貴重であった。iPadで拡大しながら見ている人もいるとのことで、そのブースにiPadを利用して文字を打っている方もいた。

今年も村田製作所のセイサク君とセイコちゃんのデモンストレーションを楽しみに見に行った。セイサク君のデモが少しあっただけで、セイサク君やセイコちゃんの技術を使った電動アシストカーが紹介された。

マッスルスーツを着れたのは面白かった。
スーパーコンピュータ「京」についてのプレゼンを聞けたのもよかった。

20121007ceatec1

Windows8のタブレットを触れたのもよかった。
来年も見に行きたいと思う。

参考サイト
CEATEC JAPAN 2012 | 公式サイト
http://www.ceatec.com/2012/ja/index.html

2012年10月 5日 (金)

スクイークEtoys第5回

今回はテキスト時計と針時計の作成。

時計は誰もが読み方を知っているが、作成した経験をもつ生徒はいない。
まず刻み値と60進法について理解する。
部品からテキストを準備する。
まず秒の表示と進ませる。
秒の次に分のテキストを用意して分を正しく表示させる。
保存をして、時の表示について考える。

テキスト時計

次に秒針を絵描き、秒針を動かす。回転の中止を変えずに回してから、中心を変えることに気がつかせる。そして、分針を絵描き、分針か正しく動く様にプログラミングする。

針時計

ここで時間切れになってしまう。あっというまに時間が過ぎてしまう。

2012年10月 1日 (月)

スクイークEtoys第4回

今回は条件分岐を始めて利用して、図形を動かし制御する。
星を用意して、星を動かしながら座標の各成分の変化の仕方の理解。
星の向きを指定し、星を右向きに動かす。
次に「もし~ならば~でなければ}タイルを使用して、座標の値で星の向きを制御する方法を考える。
最初は往復、次は一方向。
最初に星の向きについてのスクリプトを作成。その後星を移動させるスクリプトを作成。
「もし~ならば~でなければ}のならばにしかタイルを入れないので、生徒の理解もスムーズ。
ただ、もしのところにタイルがうまく入れられず苦戦する生徒が多少いる。
保存の際にエラーメッセージが出てしまった生徒がいて、その対応することになる。

図形の移動

色相環について説明した後、星の色を変化させることを考えさせたいところだが時間切れ。ノントラブルなら星の色を変化させるのも時間内でできたはず。

今週は平常授業が続くのでどのクラスも2回授業ができてうれしい。

2012年9月28日 (金)

スクイークEtoys第3回

今回は家の形と校章の作成。図形の作成の最終回。

事前のアンケートで、家の形の説明を日本語でした集計結果から話す。
図形を正しく理解しないとプログラミングはできない。
多くの生徒が正方形と正三角形をあわせた図形と説明していた。

正方形の描き方が4通りあること、正三角形も同様であることを作図させる。
ここでとりあえず保存する。次に底辺が水平な正三角形を作図させる。
ここで正三角形のスクリプトをタイルとして利用できることを説明する
正方形と水平な正三角形のスクリプトの順番を変えながら作図の仕方を考える。
家の形ができたら、保存する。
簡単な家の形の作図だが、指導のポイントが多い。

i家の形未完

校章にある逆正三角形3つからなる図形を描くことを考えさせて、ヒントをいい答え合わせはせず保存して終わり。
9月の授業もこれで終わりなので、次回は図形の移動へ。
校章の図形等については1通り終わった後復習しながら、答え合わせをする予定。

2012年9月24日 (月)

スクイークEtoys第2回

今回は凸多角形などの作図。
今回からペットボトルのキャップを命令を与える画像の変わりにして、書画カメラでキャップと斜め方眼用紙を利用しながら、説明した。

キャップと斜め方眼用紙

十字やアスタリスクなどを線を描き方向を変えることを繰り返すことで描けることを理解する。
あとは自分で描いた画像にスクリプトを作成して作図する。

アスタリスク

次に六芒星と中抜き十字が一部の図形を繰り返し描いてできていることとその形を理解する。この2つの図形が完成したら階段や五芒星などの課題図形を作成。
失敗しても消さなくてよいから失敗から学ぶように話す。

六芒星と中抜き十字

生徒は、黙々とかタイルを組んんでいたり、助け合う姿も出てきた。
長考中の生徒は、自分で考えて間違えてもよいから考えて試行錯誤してほしいと声賭けをするようにしている。

ここまで2枚のプリントを3回の授業に分けて実施した。3回目の授業が文化祭体育祭明けで2週間ぶりの授業だったりするクラスもあるので、最初はゆっくり手順を確認しながらの授業になってしまう。やはり2単位だと進まない。

2012年9月21日 (金)

体育祭2012

今日2012/09/20(金)は勤務校で体育祭(正式には学校祭の体育の部)が行われた。
朝雨が少し降ったり、天気予報もあまり良くなかったが、体育祭が行われることになった。
大した雨も降らず無事体育祭が最後まで行われた。9月20日だというのに日が出ると暑かった。

20120921taiiku6 20120921taiiku1

20120921taiiku3 20120921taiiku5

私は得点集計係で、テントの下にいることになった。(自主的に写真記録係をしていたので、グランドで写真を撮っていることが多かったが)
体育祭も1年に1回しかないので、初めのうちは自分で得点をExeclのシートに打ち込んで、昨年のことを思い出したり、シートの改良点が無事機能しているかを確認したりした。係の生徒が自分の種目が終わり、シートの記入方法を簡単に教え後は得点集計を任せた。

1年の生徒が得点を入力してくれていたが、自動で集計してくれるんだと少し驚いていたのが、少し気になった。必修の情報の授業は2年生であるが、授業でも表計算ソフトの使い方をしっかり教えるわけでもないので、自学で学ぶのか進学先で学ぶのか気になる問題である。義務教育までに基本的な日本語文書作成や表計算は教えていいだろうという思いが込み上げてくる。

勤務校の体育祭はやたらと盛り上がる。元気なのはいいことである。
来週から平常授業に戻る。久々の授業になる。切り替えが何事にも大切だ。

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