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情報教育関連のブログ

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学問・資格

2012年5月23日 (水)

情報が入試に

今日2012/5/23に明治大学からうれしい発表があった。
明治大学の情報コミュニケーション学部の2013年度の一般選抜入学試験に「B方式」を新たに導入し、「英語」「情報総合」「数学」を試験科目構成とすると明治大学のWebサイトに発表になった。

「情報総合」は次のような内容が出題されるそうである。

(1)情報及び情報技術を活用するための知識及び技能を習得する
  ① 情報機器や情報ネットワークの仕組みに関する問題
  ② 言語を使った正確な情報伝達に関する問題
(2)情報に関する科学的な見方や考え方を養う
  ③ データやグラフなどから知見を読みとる問題
  ④ 論理的な思考に関する問題
(3)社会の中で情報及び情報技術が果たしている役割や影響を理解する
  ⑤ 著作権法など、情報にまつわる規制に関する問題
  ⑥ 情報社会における生活や産業の現状理解を問う問題
(4)社会の情報化の進展に主体的に対応できる能力と態度を育てる
  ⑦ データや主張を多角的な視点から批判的に読み解く問題

そして、「情報総合」の模擬問題が2種類と模擬解答と解説・出題の狙いと受験勉強の仕方が公表された。早速ダウンロードし、印刷して帰宅する電車の中で目を通した。出題の狙いと受験勉強の仕方が公表されているのはうれしいし、とても参考になる。情報の定期考査の参考になる。そのまま考査に出すのもいいかもしれないと思いました。

参考サイト
一般選抜入学試験に「B方式」を新たに導入 | 明治大学
http://www.meiji.ac.jp/infocom/examination/generalb.html

2012年1月15日 (日)

グラフのタイトルと項目軸ラベル

昨日行われたセンター試験の現代社会の問題をなんとなく見ていたら、どうしても気になったので、ブログに残しておく。

第3問の問4にあるのグラフであるが、問題をよく読まないとグラフ内にある数値が何をあらわしているのかよくわからない。凡例とグラフタイトルにダブりがある。そこで私なりに図1のみ作り直してみた。グラフは横棒から縦棒グラフに直したが、グラフのタイトルと項目軸ラベルを足しただけである。指数についての説明は要るが、注)の文は少なくなると思う。

オリジナル
センター試験での元のグラフ
画像引用:http://nyushi.nikkei.co.jp/center/12/1/exam/540.pdf

yotanikawa作
私が作り直したグラフ

グラフは見て何を表しているグラフかわかるように、グラフタイトルをつける・縦軸と横軸の数値の単位をつけるようしたほうがよいと感じる。

今日は寒い1日でした。
センター試験を受けた皆さんご苦労様です。そして運営に係っている方がいるからこそ、センター試験を受けることができる。関係者の皆さんご苦労様です。

関係ないが、2011/11/2にこのブログに残したJIS Z8301の表記に従うとセンタ試験と「ー」を除くことになるのかと、ふと考えてしまった。

2011年11月 2日 (水)

JIS Z8301

だいぶ前にITパスポートの参考書を見ていたら、「レーダーチャート」ではなく「レーダチャート」と表記されていて不思議に思い、出版元に聞いてみた。するとITパスポートのシラバスの表記にそろえているとのことであった。そこで、IPAに問い合わせてみた。すると「JIS Z 8301」における複合語に関する規定に基づいていることを教えていただいた。(日本工業標準調査会では、「JIS Z8301」とZと8301はくっついている。)

そこで「JIS Z8301」について調べてみたら、次のことがわかった。

a) その言葉が3音以上の場合には,語尾に長音記号を付けない。(例:エレベータ)
b) その言葉が2音以上の場合には,語尾に長音記号を付ける。(例:カバー)
c) 複合の語は,それぞれの成分後について,上記a)又はb)を適用する。(例:モータカー)
d) 上記のa)~c)による場合で,長音符号を書き表す音(例:テーパ),はねる音(ダンパ),及びつまる音(ニッパ)は,それぞれ1音と認め,よう(拗)音(例:シャワー)は1音と認めない。)

あくまでも原則とある。
この原則に従うと、「インターネット」ではなく「インタネット」になる。しかし「インターネット」と情報処理技術者試験要綱に表記されている。

長音をつけるかつけないかは自然言語にとってはたいした問題ではないが、人工言語では別のデータになってしまう。
Microsoft社は、「コンピュータ」を「コンピューター」と長音をつけるようになったので、これも困ったものである。発音に近い表記に改めたそうである。

「デジタル教科書」とはいうが、「ディジタル教科書」という表記は見たことがない。これも不思議だ。

参考サイト
Z8301_01
http://www.jisc.go.jp/app/pager?id=38998
情報処理技術者試験要綱
http://www.jitec.ipa.go.jp/1_13download/youkou_ver1_4.pdf
JIS Z8301に表記を従うのか?
http://blogs.yahoo.co.jp/linear_pcm0153/26129038.html
マイクロソフト製品ならびにサービスにおける外来語カタカナ用語末尾の長音表記の変更について
http://www.microsoft.com/japan/presspass/detail.aspx?newsid=3491

2011年4月 2日 (土)

西暦869年貞観地震による津波シミュレーション

3月11日に発生した大震災から3週間がすぎた。
どうでもよいが、大震災の名称が「東日本大震災」と閣議了解されたそうです。

今日ある方から1200年前の西暦869年に貞観地震が起きたことと、今回の大震災と同様な津波による被害が起きているたことを、2010年8月に産業技術総合研究所の地質調査総合センターから、
「西暦869年貞観地震の津波堆積物」の調査および津波シュミレーションの詳細が発表されていることを知りました。
動画で紹介されている貞観地震の断層モデルに基づく津波のシミュレーションは見ていて恐ろしくなりました。

869tunami3d
http://www.youtube.com/watch?v=RW9tBLJu90Y&feature=player_embeddedより引用

なぜこの発表が生かされなかったのかと悲しく感じました。

せっかく調査しても生かされなくては、ただの学問で終わってしまう。
調査に基づき適切な対応をすることの判断は難しいのだろう。
今回の津波は想定外ではなく、想定内だったかもしれないと思うと悲しい。
1200年前には原発事故はなかった。今回は違う。
現地で活動している自衛隊・消防隊などの方々の努力に期待しかつ感謝します。

参考サイト
震災の名称 東日本大震災に
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110401/t10015049201000.html
産総研:活断層・地震研究センター 東北地方太平洋沖地震の概要
http://unit.aist.go.jp/actfault-eq/Tohoku/jogan_tsunami.html
東北太平洋側の津波表示
http://www.youtube.com/watch?v=XZI2_YY_Yqo&feature=player_embedded
仙台平野の津波表示
http://www.youtube.com/watch?v=nb-vI_GHsJQ&feature=player_embedded
津波の三次元表示
http://www.youtube.com/watch?v=RW9tBLJu90Y&feature=player_embedded
AFERC NEWS no16
http://unit.aist.go.jp/actfault-eq/Tohoku/no16.pdf
東電“機能不全” 情報公開錯綜、安全確保の支障に
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110402/dst11040219550037-n1.htm
菅首相:原発対応の自衛隊員を激励 東電関係者には感謝
http://mainichi.jp/select/today/news/m20110403k0000m010129000c.html
原発事故を巡る国内と海外のあまりに大きな温度差
http://eco.nikkeibp.co.jp/article/column/20110328/106232/?P=1

2011年3月10日 (木)

IC3 GS3 2名資格取得

今日特別にいつもの民間のパソコン教室でIC3のGS3(グローバルスタンダード3)バージョンに昨日卒業した3年の生徒2名を受験をさせていただいた。

最後の3科目めコンピューティング ファンダメンタルズ(CF)の受験で、
2名の女子生徒は苦労したが、やっと3科目めに合格できた。
IC3はCBTであり、その場で結果がわかる。生徒の合格したときのうれしい表情を見ることができるのたは、この資格に係ってきた私の大きな財産である。
これで、今年度は8名(男6・女2)の資格取得者になった。
いままで、6年間で39名(男31・女8)となった。

IC3は国際資格なので、情報社会でありグローバル化の進む今、
多くの方に勧めたい資格である。MOSのようなスキルの資格ではなく、
3科目からなるバランスのよい試験内容であり、とくに女性には勧めです。

参考サイト
IC3公式サイト
http://ic3.odyssey-com.co.jp/index.html
IC3 GS3 6名資格取得 -2010/11/28のこのブログ内記事
http://yotanikawa.cocolog-nifty.com/weblog/2010/11/ic3-gs3-6-985c.html

2011年1月16日 (日)

全ての教科は情報

今日朝新聞を見て、昨日の現代社会のセンター試験問題に、第2問の問5に折れ線グラフと円グラフとレーダチャートの図と説明があり、3つの分の説明に適しているグラフを選ぶという問題が出ていた。情報Bでグラフとその特徴について学習していれば、よく問題文を読めばすぐ解くことができる。

前々から思っていることは、全ての教科は情報で(が)ある。情報のない教科は存在し得ない。だから教科「情報」は大切でありかつ不思議な教科名だと感じている。

今日は朝起きると雪が降っていてびっくりした。C県は日本海から遠く雪が降ることは珍しい。雪が降る予想も出ていなかったので、予想外であった。8時過ぎに雪はやみ太陽が出ている。今年になって寒い日が続く。受験生の皆さんは体調を崩さないように気をつけてください。

2010年12月18日 (土)

図で表すと頭がすっきりする

昨日のWBSで「なぜ今注目”アタマの整理法”」という情報が紹介された。
以下は私が勝手にまとめたものです。

まず、コンサルティング会社で、図で考えることのスペシャリストの方の話が紹介された。
形になっていないとなかなか気がつかない。
図式化して考えることでそれを一般化することで他の現象が理解できる。
番組中では渋滞の原因から個人の利益を優先すると全体の不利益になることを紹介していた。
うまくいっていた戦略が成功体験やマンネリ化からやる気がなくなるので、戦略のリニューアルが必要で、一歩引いて考えることに図にして考えることが向いている。

次に東京大学モデリング研究部。
宴会のから揚げが最初なかなか手がつけられないがいったん手にすると最後の一個を残すところまでなくなる。このことを図式化して一般化すると人がものを手にするかは物の置かれている状況によることがわかるそうである。

次に、コンピュータシステム会社。UMLモデリングという世界標準があり、システム開発では日常的に使われていることを紹介する。
(UML: Unified Modeling Language 統一モデリング言語)
そしてUMLモデリング推進協議会の方の話とモデ脳サイトの紹介。
日常の出来事やことわざなどを図解することで、物事の構造を理解しやすくなり、新しい解決策を見つけやすくなる。
仕事での状況や問題を模造紙に付箋などで張り線でつなぐことで原因がわかる。
図式化したことで頭の中がすっきりする。

最後に、図式化コンサルティングの方の紹介。
頭の中だけで考えずにノートで書くことでアタマの中がすっきりする。
ノートはカラフルで、色の使い方や書き方にルールがある。
検索して答えを探すことは考えることではなく、
ノートに書くことで意図的に頭を使い想像することができる。
「ノートは第2の脳」である。

新教育課程では専門教科「情報」に「モデル化とシミュレーション」がないのが残念に感じる。共通教科「情報」の「情報の科学」の中に「モデル化とシミュレーション」が入っているが、独立した科目として教える価値のある内容だと考える。

参考サイト
統一モデリング言語-Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/統一モデリング言語
UMTP/JAPAN 特定非営利活動法人UMLモデリング推進協議会
http://www.umtp-japan.org/
モデリング問題の配信システム[モデ脳]
http://www.modenou.com/examinee/login/login.do?method=init#
kj法について
http://www.crew.sfc.keio.ac.jp/lecture/kj/kj.html

2010年12月15日 (水)

高大連携で感じること

高大連携は、生徒の進路を考えるきっかけやモチベーションを与えるためにも、とてもよいことである。ただよいからといってすぐ広めるものではなく、高校大学双方とも努力が要ることでる。ではどうしたらよいのだろうか。

昨日ふと、指定校推薦制度をやめて、高大連携をして協定校推薦だけにすればよいと考えた。成績だけ見て、君はここの大学にいけるよというのは、どうも乱暴に思える。
だったら、場所は高校でも大学でもよいが大学の先生の講義を聴くとか、大学にいってオープンキャンパスで様子を知るなど、生徒と大学とのマッチングをしてから、推薦すればよいと考えたわけである。
大学で学ぶことが専門的になるのだから、マッチングを考えるべきで、そのためには高校と多数の大学が連携することが望ましいと考える。今までの進路相談からより生徒がイメージの持ちやすい形で高大連携が進むのがよいのかもしれない。
大学に進まない生徒にとっても大学でなどんなことを学ぶのかを知っても損はしないと考えます。

もしこれを実現するとなる多くの課題を解決しなくてはいけないので、高大連携コーディネイターのような存在が必要になるが、ここに退職した教育関係者の方に活躍していただければよいと考えますが、浅はかでしょうか。

2010年12月 8日 (水)

国際学力テスト(PISA)の結果

2009年に65の国と地域の15歳の男女計約47万人を対象に行われた国際学力テスト(PISA)の結果が発表された。

気になっていた所などを残しておきたい。

各順位・得点(前回順位・得点)
「読解力」8位・520点(15位・498点)
「数学的応用力」9位・529点(10位・523点)
「科学的応用力」5位・539点(6位・531点)
国際比較では3分野とも上位をアジア勢が占めるそうである。
地域として初参加の「上海」が全分野1位だったそうである。

「社会生活に支障が出る」と判断するレベル1以下の生徒が、
「読解力」13.6%、
「数学的応用力」12.5%
「科学的応用力」10.7%
に達する。1割以上いることには驚かされる。

 学習環境に関するアンケートでは、社会経済文化的背景として(1)自分の部屋(2)インターネット回線(3)DVDプレーヤーなど7項目を所有しているかどうかを質問。所有比率が高いほど得点も高く、親の経済状況が子供の学力に影響を与えている可能性も示した。
http://mainichi.jp/select/today/news/20101208k0000m040033000c.htmlより引用

「読解力」を構成する3要素をみると、
文章や表から必要な情報を選び出す「情報へのアクセス・取り出し」は4位
文の関係や意味を理解する「統合・解釈」7位
知識や経験と関連させて判断する「熟考・評価」9位

 例えば、携帯電話の危険性を肯定・否定する双方の根拠を並べた文章を読ませる問題。本文と表のキーワードが一致しているか考え、結果を推論する力が求められるが、正答率はOECD平均が63.3%に対し、日本は61.3%。上位国は軒並み70~80%台だった。
http://www.nikkei.com/news/headline/related-article/より引用

無解答も多いのが日本の特徴のようである。
読解力の記述式問題の無答率は22.5%(平均14.1%)

文書引用もしくは参考にしたサイト
日本の学力、改善傾向…国際学力テスト
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20101207-OYT1T00806.htm?from=navr
国際学力テスト:日本、読解力改善 上海が全分野でトップ
http://mainichi.jp/select/today/news/20101208k0000m040033000c.html
日本、応用力が課題 下位層の多さ突出
http://www.nikkei.com/news/headline/related-article/g=96958A9C93819695E2E5E2E68A8DE2E5E3E0E0E2E3E29191E3E2E2E2;bm=96958A9C93819695E2E4E2E19D8DE2E5E3E0E0E2E3E29C9CEAE2E2E2

2010年11月28日 (日)

IC3 GS3 6名資格取得

今日いつもの民間のパソコン教室でIC3のGS3(グローバルスタンダード3)バージョンに挑戦する3年の生徒を受験の引率をした。

IC3の受験は今年度3回目ですんなりと3科目めに挑戦した生徒が6名いた。
3科目めはコンピューティング ファンダメンタルズ(CF)で毎年合格率が低い。
しかし今日CFに受験した生徒たち6名は、全員無事合格してびっくりしている。
今回のバージョンになって合格率があがったようである。
生徒はテキストを元に勉強するのだが、テキストを自腹で準備している。準備した甲斐があった。来年からこのIC3のテキストを生かすことができるのであろうか。

私はまだGS3バージョンを取得していないが受けようか迷う。
1科目5250円は安くはない。MOSが1科目12,390円なことを考えればやすいが。
MCASはMOSに名称を戻したらしいことを知りました。

大学生にも是非IC3の資格を薦めたい。IC3の資格を取ってから就活してはいかがでしょうか。IC3は国際資格であり、もしかしたらもっとも取得しやすい資格かもしれません。資格の欄にIC3と書いてあれば、人事担当者が反応するのを期待できるかもしれません(まったく保障なし)。