大学入試に教科「情報」を
教育課程新聞のサイトに、
「【「情報」入試フォーラム2012春】 大学入試に教科「情報」を」
という記事が掲載されたことを知りました。
2012/3/3に行われた「情報」入試フォーラム2012春についての慶應義塾大学環境情報学部長の村井 純先生が話されたことを記事にまとめている。
記事の中で気になることがたくさんあるので、絞って残しておきたい。
世界の総人口70億人中、いまや20億人がインターネットを使っており、5年後にはこれが50億人に達する。
5年後の世界の人口が30億人も増えるわけもなく、2020年の世界人口の予測が76.6億人だから、インターネットはこの5年で爆発的に普及する。
10年先の改訂に向け、大学として子どもたちが普通教科『情報』でどのような力を身につけることを期待しているのか、社会にメッセージを送る必要がある。そのためにも、良い問題を作り、関連書籍を出し、入試ターゲットに向けた情報を大量に発信していく。
関連書籍を出すことに触れている点は心強い。ぜひ購入したい。どんなメッセージがこめられているのか確かめなくては。
慶応大学環境情報学部では、平成28年度入学の学生を対象に、入試科目に教科「情報」を採用する考え
今年入学した生徒が浪人して慶応大学環境情報学部を受けるとなると、教科「情報」が試験科目になる。慶応大学だけでなく他大学でも教科「情報」を入試科目に採用するようになる可能性があるかもしれないので、今年度の入学生から教科「情報」が入試科目になるかもしれないことを、高校側(特に進学校)は頭に入れておくべきだろう。科目の指定はあるのだろうか?
明治大学情報コミュニケーション学部では、平成25年に入学する学生を対象に同学部で教科「情報」による入試を実施する。来年度「情報」で受験できるのは、同学部で募集する450人のうちの20人。「英語」「数学」「情報総合」の3科目での試験となる。「情報総合」は、論説文や説明文をベースに、論理構成力や教科「情報」の知識や理解を問うものとなりそうだ。平成24年4月中に模擬問題を公表する予定。
どんな模擬問題が公表されるのだろうか。20人と少ないが、入試で教科「情報」を出題する意義は大きいはずだ。
今日は気温は3月並と寒かったが、昼間は天気がよく、桜が満開であった。
明日は桜が満開の中の入学式となりそうだ。
参考サイト
【「情報」入試フォーラム2012春】 大学入試に教科「情報」を│教育家庭新聞
http://www.kknews.co.jp/maruti/news/2012/0402_1a.html
図録▽世界と主要国の将来人口推計
http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/1151.html
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