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2012年3月 3日 (土)

第8回統計教育の方法論ワークショップ

今日2012/3/3に一橋大学で行われた「第8回統計教育の方法論ワークショップ」に午後から参加しました。
神奈川県の五十嵐先生が発表されることをしり、この会のWebページを見てみたら、その他にも聞いてみたい内容があり、参加させていただいた。参加費はただというのもうれしい。

まず最初に私が聞いたのが、国立教育政策研究所の小桐間 徳氏による「「成人力」を測る -OECD国際成人力調査の枠組み-」である。これはぜひ聴かなくてはとWebページを見てまず思いました。
国際成人力調査(PIAAC)について話を聴くことができたことは貴重でした。

○「成人力」とは
知識をどの程度持っているかではなく、課題を見つけて考える力や、知識や情報を活用して課題を解決する力など、実社会で生きていく上での総合的な力のことをいいます。
・・・中略・・・
○「国際成人力調査」の内容
日常生活の様々な場面で、文章や図などの形で提供された情報を理解し、課題の解決に 活用する力を測定します。具体的には、「読解力」、「数的思考力」、「ITを活用した問題解決能力」の3分野についての調査を行います。また、対象者本人について尋ねる「属性調査」も併せて行います。
http://www.nier.go.jp/04_kenkyu_annai/div03-shogai-piaac-pamph.htmlより引用

過去の調査から各国の大卒のスキルに差があることや基本的スキルが低いものは失業率が高いことなどがわかっているそうです。日本で成人力テストが行われるのは60年ぶりということです。国際成人力調査(PIAAC)の結果は来年10月ぐらいにわかるそうです。
どのような結果が出るのか、その結果に対してどのような動きが出るのかが気になります。もしかしたら教科「情報」がセンター試験や大学入試に組み込まれる後押しになるかもしれないと感じました。

次に国際統計教育協会次期会長Iddo Gal氏による「The road to statistical (and mathematical) literacy」で、愛知教育大学の竹村 彰通氏による同時通訳付きでした。
とてもわかりやすい話で、専門化がいかに一般の人の統計力を上げるには何が必要なのかという話を中心にしていただいたと、私は解釈しました。Formal Inferenceに重きを置いたり、技術的なことを掘り進めることだけでなく、Informal Inferenceを生徒に触れさせて、考えさせることで統計的に考える力を身につけていく必要があると話されていたと解釈していました。この講演を聞けたことは大きな経験となりました。
Iddo Gal氏は会場の反応が薄いことに少しがっかりしているようでした。

その後、中学側から5件と高校から3件と大学から1件の事例発表がありました。付属中学・高校からの発表が多い中に、神奈川県の五十嵐先生の発表「生徒自らが測定したデータの分布を考察する」がありました。それに対する会場からの質問も盛んにされました。聴いているだけでもいい勉強になります。

神奈川県の五十嵐先生の発表

この会は少し時間が延長し、6時ごろに終わりました。急いで帰宅。片道2時間のいい勉強になりました。

国立駅や一橋大学の校内には、2/29の雪が少し残っていました。その中で一橋大学の校内に一本の梅の木に紅色の花が咲いているのが印象に残りました。

追記2012/03/03
画像の追加と第 8 回 統計教育の方法論ワークショップURLの訂正をしました。

参考サイト
第 8 回 統計教育の方法論ワークショップ
http://estat.sci.kagoshima-u.ac.jp/SESJSS/edu2011.html
国際成人力調査(PIAAC)
http://www.nier.go.jp/04_kenkyu_annai/div03-shogai-piaac-pamph.html

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コメント

五十嵐です、お疲れ様でした。

元が数学の教員として、この分野を教科情報でサポートしながら、問題解決力や生きる力を育成したいと考えています。

五十嵐先生、コメントありがとうございます。
この会を知ったおかげで参加して、とても勉強になりました。

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