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2012年2月 9日 (木)

高校の教科「情報」は文系?理系?

先週読んだ石渡嶺司・山内太地著「アホ大学のバカ学生」の第2章(石渡嶺司担当)には、「情報科学部」と「情報コミュニケーション学部」の違いって?の見出しで始まる中には、学部の数が1985年には82だったのが、2010年には481にまで膨れ上がったとあった。6倍近く名前が学部の名前が増えたことになる。

さて、「情報科学部」と「情報コミュニケーション学部」の違いは石渡嶺司氏が指摘するように一般の方には違いがわかりにくいのかもしれない。本の中で法政大学の「情報科学部」の前身は工学部であり、明治大学の「情報コミュニケーション学部」は同短大の法律科・経済科が前身であることを挙げている。すると、「情報科学部」は理系、「情報コミュニケーション学部」は文系にわけられるので、高校の教科「情報」は文理融合型となる。すると(文系・理系と分けることがいいかわからないが)文系出身の教科「情報」担当者の数が足りないのではないだろうか。

3学期の後半になり実教出版「最新情報B」の第6章「情報社会と技術」を指導しているが、どうしても説明が多くなり、生徒に考えさせたり実習をさせることが減っている。残り時間も少ないので、どうしても説明して先に進めることを優先させてしまっていることが少し悲しい。やはり2単位では時数が足りない。

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