キャラクター・ボーカル・シリーズの2次利用
今日2012/2/19の朝の「NHKニュース おはよう日本」を見ていたら、初音ミクを取り上げていた。その中で気になったことを残しておきたい。
初音ミクは世界進出しつつあるようである。日本ではカラオケでも人気。みんな知っていて歌いやすいそうだ。CDがたくさん出ていることは知っているが、カラオケ店にいた女子がみんなが知っているので一緒に歌えるといっていたのが印象的だった。
初音ミクは2次利用がしやすいようになっていることにもふれていた。
そこで忘れないうちにネットで調べてみると、次のことがわかった。
○許諾条件
初音ミクは、次の二つの許諾条件を承認しないと利用できない。
・初音ミクの許諾条件 (クリプトン製)
・VOCALOIDの許諾条件 (YAMAHA製)
○使用許諾契約の要約
やって良いこと、悪いこと。
1.公序良俗に反するものは不可
2.歌手に歌わせたかのような演出をした映像作品は不可
3.商用カラオケ、商用着メロは不可
4.商用でも、自分名義で発表する作品に使用する場合は可
5.VOCALOIDや初音ミク名義では商用不可
6.非商用なら、1と2以外はすべて可
○動画サイトでの公開
ミクの画像などの無断使用は、本来は著作権侵害である。しかし、著作権侵害は「親告罪」であるので、クリプトンが黙認する範囲であれば大きな問題にはならない。後略
○二次利用の条件
クリプトンは、初音ミクのイメージ画像(以下、原素材)を公開している。これをモチーフとした制作物(以下、二次創作物)については、次の範囲で許可している。
1.個人または同人サークル等が作成し
2.自らの創作によるもので
3.営利目的ではない趣味の範囲で制作し頒布する場合
4.但し、立体物、衣装を除く
http://www.wdic.org/w/TECH/%E5%88%9D%E9%9F%B3%E3%83%9F%E3%82%AFより引用
著作権についてのネタになるかもしれないが、どう教えたらよいのかは悩む。
(このブログを書きながら、TVから必殺仕事人2012が聞こえてくるのはなんともいえない。)
今日は科学技術館に行ってみた。今日限定の液晶パネルの説明が聞けた。説明の中で光の三原色について触れて
いたが、光の三原色を学校で習った子もいるようで、2色を混ぜた色をすらすら答えていた。
それと今日は日本IBM TryScience実験教室が開催されていて、「探査機を宇宙に送ろう」を行っていた。子供向けだが、年齢を問わず楽しめるかもしれない。文化祭ネタにできるかもと思った。
この実験教室はTryScienceのサイトに紹介されているメニューの中から選んでいることを知った。
参考サイト
初音ミク-通信用語の基礎知識
http://www.wdic.org/w/TECH/%E5%88%9D%E9%9F%B3%E3%83%9F%E3%82%AF
クリプトン|VOCALOID 2-キャラクター・ボーカル・シリーズ
http://www.crypton.co.jp/mp/pages/prod/vocaloid/
「出口がない」「権利者は誰」――初音ミク2次創作の課題
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0803/27/news128.html
TryScience
http://www.tryscience.org/jp/
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