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情報教育関連のブログ

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2011年9月

2011年9月28日 (水)

スクイークEtoysで家の形を描く

2学期になり情報Bの授業で2回目からスクイークEtoysを活用して、アルゴリズムの指導をしている。
まず簡単な正多角形を描き。
次に十字やアスタリスクそして中抜きの十字や星型などを描いた。
3回目となりなれてきたところで本題の家の形を描くことになる。
家の形の前に、正方形を描くスクリプトで進むと回すのタイルの順を変えたときの結果を確認させた。
つぎに底辺が水平な正三角形を描くスクリプトの作成。そして底辺が水平な正三角形と正方形を描くスクリプトを組み合わせて、家の形を描かせている。
正三角形と正方形をあわせて家の形を描かせているが、タイルを組み合わせて4通りの結果を比較させて考えさせたい。

20110928squeaketoy1

スクイークEtoysの独特の操作になれず、操作の画面を見損ない困っている生徒の対応が大変である。逆に思わぬ結果になって楽しんでいる生徒もいる。41名のクラスで一斉にスクイークEtoysを使用してのアルゴリズムの勉強は、かなり指導する側としてもしんどい。でも去年と違い複数のクラスでスクイークEtoysを利用した授業をしているので、いろいろな発見がある。次回からは条件分岐を利用して画像などを動かす。
これからプログラミングの勉強に近づき楽しくなってくる(と信じている)。

2011年9月22日 (木)

情報はなぜ2単位

先週で文化祭体育祭が終わり、火曜日からやっと平常授業が始まった。
情報は2単位しかないので、やっと2学期に入ってほとんどが3回目多くて4回目の授業であった。
水曜日は台風とため5時間目の授業がなくなり、3回目の授業ができないクラスができてしまった。
授業より生徒の安全が優先なので、授業をカットすることは当然ではある。(臨時休校なので補講などは実施しない)
2学期になり2回目の授業からスクイークEtoysを授業で使い始めたばかりなので、ゆっくりと説明しながら授業を展開しているる。せめて情報が3単位あればこんなに間隔があかずに授業ができる。

木曜日から選択の情報Cで、生徒のプレゼンテーションが始まった。生徒のプレゼンテーションを見るのはとても楽しみである。情報Cも2単位なので、全員が発表するのに1ヵ月ぐらいかかるので、情報Cも3単位はほしい。

3単位であれば、情報の担当者が専任であったり、情報を学んできた教員志望の大学生がたくさん採用され続けられたかもしれないと考えてしまう。2単位はやはり少ない。せめて3単位はほしい。

勤務校では、今年は情報Bを9クラス、情報Cを3クラスの計12クラスと多い。3単位に増えると、コンピュータ室で全ての授業ができなくなる。計10クラスなら3単位でもコンピュータ室で全ての授業ができる(このときは7時間目が必要になる)。
情報を増単位したときに、どの科目を減単位するかが問題となる。私は個人的に総合を減らすのがよいと思っている。
はじめから情報3単位、総合2単位で始めればよかったのにと感じます。

2011年9月14日 (水)

情報は不思議な教科だ2

教科「情報」は入試科目と採用している大学が極端に少ない教科である。
センター試験にも入っていない教科である。
(センター試験が始まって20年以上。20世紀から始まったこの制度はまだ続くのか。)
5年ほど前になるが平成18年度入試で、国公立で2校と私学をあわせて15校。
平成19年度入試は23校ほどに増えたらしい。でもその後増えたといううわさを知らない。
検索してもなかなか見つからない。
ところが昨年度から国立大学理学部の情報科学コースで、教科「情報」を受験したものから約10名採用しているということがわかった。昨年度は23名受験して10名合格している。
問題なのは、このWebページである。どの大学の何学部で何年からのどの入試で教科「情報」による入試を始まったのかをよく読まないとわからない(多少太くなったり色を変えているが)。そして、このWebページのコードを見てびっくり。宣言文も見出しタグもない。すごくがっかり。

平成22年の文科省の調査によると大学は、国立86校、公立95校、市立597校の計778校もある。
(平成2年は国立96校、公立39校、市立372校の計507校である。)
大学には情報が学部名や学科名に含まれていることは多い。でも教科「情報」を出題している大学はわずかしかない。

本屋で高校生の参考書コーナには情報の本はないが、IT関連の本や雑誌はたくさん売っている。
高校の参考書はなくても、IT関連の本や雑誌が売っていないことはまずない。このギャップはなぜ問題と理解されないのだろうか。

参考サイト
教科「情報」入試
http://www.is.kochi-u.ac.jp/exam/
大学入試での教科「情報」採用と出題傾向
http://joho-youth.e4serv.net/wiki/index.cgi?page=%C2%E7%B3%D8%C6%FE%BB%EE%A4%C7%A4%CE%B6%B5%B2%CA%A1%D6%BE%F0%CA%F3%A1%D7%BA%CE%CD%D1%A4%C8%BD%D0%C2%EA%B7%B9%B8%FE
教科「情報」を入試に導入する大学、増加中(2007年02月12日)
http://www.unipro-note.net/archives/50288814.html

2011年9月13日 (火)

情報は不思議な教科だ1

今日も文化祭の代休であったが、銀行で用を済ませた後、職場に行き提出まで1ヶ月をきった原稿の作成をした。なかなか進まない。

原稿を考えながら、教科「情報」はとても不思議な教科だということをつくづく感じた。
不思議その1
・公然と他教科との兼任が許されている。
不思議その2
・教科「情報」の専任として採用された圧倒的に教員が少ない。
不思議その3
・教科の存在を消されかけたりした。
不思議その4
・他の教科にはない「影」がある。「影」を扱わなくてはいけない。

その1について
いうまでもなく単位数が2であることに問題がある。なぜ2単位からスタートさせたのかが疑われる。
その2について
これも単位数が大きい。それにその3にも関係するがいつまで続くのか保証がない。
その3について
大学入試でほとんど扱われない科目なので、進学の邪魔をしていると思われている。消そうと考えている方がえらかったりするから困る。
その4について
他教科の影という言葉を聞いたことが私はない。

教科「情報」の不思議な点はまだある。
教科名の英語が決まっていないというのも摩訶不思議であったりする。

今日も暑かった。コンピュータ室で空調を効かせながらだったので、原稿を考えることができたが、教科「情報」について考えているとあっという間に時間が来て、本来体育祭の得点集計シートを作成することができずに帰宅することとなった。まだ、原稿もまとまりそうにない。帰宅後得点集計シートの目安がたった。今週中は暑いようだ。金曜日の体育祭の日は曇ることいいなあ。

2011年9月 7日 (水)

電力使用制限解除に伴う運行ダイヤの変更

9月10日(土)から電力使用制限が解除されることに伴い、電車のダイヤなどがまた変更になる。各社とも対応するのも大変かと思う。
運行ダイヤが変わることで、各電車同士の接続やバスとの接続のタイミングも変わることになるが、使用路線の時刻表を見て確認するのは面倒なことである。余裕を持って通勤通学するのが良いのかもしれない。
駅のエレベータなどが動くようになったのは喜ばしい。エレベータがとまって通れなかったときは、ただの邪魔な道を狭める物体であった。
さて、冬はどうなるのだろうか。また節電ダイヤに戻るのだろうか。今のところ何もわからないのが問題だ。
計画停電をまず回避してほしい。そのために少し不便でも良いが、もう夜早く暗くなってきたので、あんな全のために街頭の光を少し戻した方がよいかと考える。

今日から情報BでスクイークEtoysを活用始めた。生徒は楽しそうに自分で書いた絵を動かしている。徐々に、楽しいだけでなく、考えることや記述することを重視し少し高度なプロジェクトを作成できるような授業に、知らないうちになっていたという風にしたい。

参考サイト
電力使用制限令:解除 JR東など、12日から通常ダイヤ 節電対策は継続 /東京
http://mainichi.jp/area/tokyo/news/20110907ddlk13020232000c.html
京成線の運行について 9/10(土)~
http://www.keisei.co.jp/keisei/kouhou/news/23-033c.html
電力使用制限:JR東社長、政府に「再発動」回避を要請
http://mainichi.jp/select/biz/news/20110907k0000m020070000c.html

2011年9月 5日 (月)

プリンターの設定とPowerPointの資料印刷

準備室にWindows7の64bitのパソコンが最近入った。
Canonのネットワークプリンターで印刷できるように設定しているが、なぜか送信中にエラーがおき、印刷できない。もちろんドライバーをCanonのサイトからダウンロードしたがうまくいかない。オンラインマニュアルや他のサイトからポートがCanon専用のポート設定でないといけないということまではわかった。さてどうしたら設定を直せるのかよくわからず悩んでいる時間も惜しいので、久々にサポートセンターに電話して解決方法を教えてもらった。解決できたのでうれしかったが、解決方法までわかってもできなかったのが悔しかったというか、解決方法がわかりづらかったのが気になった。

今日の授業で、PowerPointのデータ(スライドとノート)をWordに送信しようとしたら、なぜかできなかった。同じことを準備室のパソコンで確認したら問題なくできた。まさかできないと思っていなかったので、時間をロスして生徒には申し訳なかった。全ての機能をチェックしきれないが、授業の前にあらかじめ確認することの大切さを実感した。Wordに送信できなかったことをコンピュータ導入業者に伝えて、症状を見てもらうことになった。今週いっぱいはこの機能を使えないので、プレゼン発表のための原稿を印刷させることができないのでこまったものである。

2011年9月 4日 (日)

Gamification

9/1のWBSでGamification(ゲーミフィケーション)について取り上げていた。
Gamificationとは何なのかを忘れないように、このブログに残しておきたい。

Definition: gamification is the process of using game thinking and game mechanics to solve problems and engage users
http://www.gamebusiness.jp/article.php?id=3470より引用

WBSの番組では、アメリカでは去年あたりからはやり始めたと紹介した後で、その場所でしか手に入れられないを情報を基に、ゲーム感覚で、いち早くバーチャルグッズ手入れれることで、目的の場所(もしくはゴール)で実際に商品を手に入れることができる、ゲームとスマートフォンを活用した新しいマーケティングであると紹介していた。
日本では、観光地などに行くことでQRコードやカードからゲームのアイテムを手に入れることができることで、観光地などに来るきっかけ作りに活用していると、ケータイ国盗り合戦とコロニーな生活の例をあげて紹介していた。

ソーシャルゲームとは違う。

ゲーミフィケーションとは、利用者を楽しませることで自分から喜んでそのサービスを使うような、そういう環境をつくるための手法である。単にバッジやポイントを導入すればいいというようなそういう単純なものではなく、「サービスが楽しんで使われているという状態こそ、本来のロイヤリティでありエンゲージメントのあり方である」という考え方が根本にはある。
http://gamification.jp/speculation/2011/08/04/%EF%BC%91%EF%BC%96%E3%81%AE%E5%9F%BA%E6%9C%AC%E7%9A%84%E3%81%AA%E6%AC%B2%E6%B1%82.htmlより引用

人間の欲求をうまく取り込んだ、新しいゲームを活用した商法のように思える。
Gamificationに、はまる人も出てくるのだろうと感じた。

今日、船の科学館に行った。人がたくさんいた。入場料が安くなっていた。今月で閉館するのはもったいない気がする。
船の科学館の周りの海は、台風の影響で白くにごっていた。行く途中の電車の中から、江戸川の河川敷のグランドが水に浸かっていたのが見えた。今回の台風で近畿地方などで大きな被害が出ているとのことである。日本はちっとも安全な国ではなく、常に自然の驚異などにさらされているのだと改めて思う。

参考サイト
gamification.jp
http://gamification.jp/
改めてGamificationの定義とは?
http://www.gamebusiness.jp/article.php?id=3470

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