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2011年6月28日 (火)

デジタル読解力は4位、コンピュータ使用率は最下位

2011/6/28に、2009年に行われた経済協力開発機構(OECD)の第4回国際学習到達度調査(PISA)の中で行われた「デジタル読解力調査」が、調査を希望した19カ国・地域の中で、韓国が1位、ニュージーランドが2位、オーストラリアが3位に続き、日本が4位になったことをしった。
「デジタル読解力調査」は、従来型の筆記型の「生徒の国際学習到達度調査」に、2009年に65カ国・地域の15歳を対象に、約47万人が参加した調査と同時に希望した国・地域に初めて行われたようである。
日本からは109校の高校1年生3400人が参加したそうです。

 調査問題は、ブログの書き込み内容を読んだ上で、その内容に合うものを選択したり、画面上から別のサイトに移動して解答するものがある。従来の読解力に加え、ホームページへのアクセスや電子メールの送受信、ウェブ掲示板への書き込みなどの知識や技術も必要で、ネット上の情報の取捨選択も問われる。

 点数の分布では、日本は成績下位の408点未満が6・7%と少なかったものの、553点以上の上位層も33・9%と少なく中位層が厚かった。1位の韓国は下位層1・8%で上位層が61・2%だった。
http://sankei.jp.msn.com/life/news/110628/edc11062820350002-n1.htmより引用

一方、表計算ソフトによるグラフ作成は平均を下回った。国語、数学、理科の各授業でコンピューターを使っている生徒の割合はOECD平均でそれぞれ26%、15.8%、24.6%だったのに対し、日本は1%、1.3%、1.6%と参加国・地域の中で最低で、一定の課題も残した。
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2011062800930より引用

上の記事より下の記事のほうが気になる。
国数理とも、1%台とは見事としか言いようがない。
今年度は情報専任であるが、もし数学も再び担当できたら、またコンピュータ室で授業をしてみたいと考えている。勤務校が変わり、コンピュータ教室の空き時間などの関係から、数学でのコンピュータ室での授業はできても数えるくらいになるかもしれないと思う。ほとんどの学校にパソコン室が1つでは、情報以外でコンピュータ教室を使うのは難しいだろうし、使うにしてもそれなりに準備の時間や労力が必要になるし、年間の計画にどう入れるのかも難しい問題である。

表計算ソフトでグラフも作成できなくては、上級校に行ったときや職場で困ると思うのだが。
教科「情報」で教えるべきことを絞ってほしいと感じます。

参考サイト
デジタル読解力、日本4位 パソコン画面で計測…トップは韓国
http://sankei.jp.msn.com/life/news/110628/edc11062820350002-n1.htm
日本の読解力、デジタルでも上位=コンピューター使用率は最低-PISA
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2011062800930

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