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2011年5月28日 (土)

ロボットとは?

このブログのカテゴリーの中にあるロボットという項目を入れてからロボットは何かということを、はっきり考えていなかった。
今日から始まった千葉工業大学で行われている公開講座で、「ロボット社会の現在と未来」に参加できた。よい機会なので、帰宅後「ロボット」について調べてみた。

ロボット (robot) とは、人の代わりに何等かの作業を行う装置、もしくは、「人や動物のような」機械。機械としてのロボットとは、主に以下の意味に大別される。

  1. ある程度自律的に連続した自動作業を行う機械。例・産業用ロボット、ロボットカー
  2. 人に近い形および機能を持つ機械。『鉄腕アトム』や『機動戦士ガンダム』等のSF作品に登場するようなもの。いわゆる「人造人間」や「機動兵器」(広義のパワードスーツ・人間増幅器とも)等。

http://ja.wikipedia.org/wiki/ロボットより引用

1.については、私の思っていたことと近い。でも連続してなくてもよいかもしれない。
2.については、架空であったり、まだ研究用のASIMOなどのロボットを思い浮かべてしまう。ロボットは別に人の形をしてなくてもよいと思うし、合理性がない限り人型でないほうがよいと思う。

しかしそうした産業用ロボットも含めて“ロボットとは?”という難題を一緒に考えていきたい。
http://monoist.atmarkit.co.jp/fembedded/articles/robot/01/robot01a.htmlより引用

 「しかしそこまで話を広げてしまうと、アクチュエータの付いているほとんどのものがロボットということになってしまう。最たるものは自動車や洗濯機などもロボットとして定義される。ただし技術者からいうと、ロボットの技術が自動車や洗濯機に入っていないかというと、入っている。極論をいうと、アクチュエータ、センサ、CPUの入った組み込みシステムが、究極のロボットなのかもしれない」

 つまり大場氏の述べるロボットの定義とは「可動機構とセンシング機能があり、プログラムを覚えてタスクをこなす、組み込みシステム全般」だといえる。
・・・中略・・・
 「また、工場内で走っている自動搬送車も、移動用ロボットと機構は何ら変わらないにもかかわらず、車輪が付くという理由で経済産業省の自動車科が管轄している(ロボットとしてカウントされていない)。つまり国と研究者と国民とで、それぞれ定義が異なる、それがロボット」
http://monoist.atmarkit.co.jp/fembedded/articles/robot/01/robot01b.htmlより引用

ロボットについての定義は立場によってそれぞれ違うようであることがわかった。

アクチュエータ(Actuator)は、入力されたエネルギーを物理運動量に変換するものであり、機械・電気回路を構成する機械要素である。能動的に作動または駆動するもの。
http://ja.wikipedia.org/wiki/アクチュエータより引用

工学部卒で出ない私にとってはアクチュエータは耳慣れない言葉である。

ロボットは定義されるために存在しているのではないのであろうが、ロボットを作るのはあくまでも人間である。ロボットが自らの意志で動かない限り、ロボットを生み出したり利用する人間であるので、人間によってロボットは恐ろしいものにも安全で便利なものにもなる。

せっかくなので、有名なロボット3原則もこのブログに残しておく。

アシモフのロボット3原則
第1条 ロボットは、人間に危害を加えてはならず、また人間に危害が加えられるのを見過ごしてはならない
第2条 ロボットは、第1条に反しない限り人間に服従しなければならない
第3条 ロボットは、第1条と第2条に反しない限り、自身の生命を守らなければならない
http://monoist.atmarkit.co.jp/fembedded/articles/robot/01/robot01a.htmlより引用

公開講座は全4回であと3回あり、とても楽しみである。

参考サイト
ロボット-Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%83%9C%E3%83%83%E3%83%88
ロボットの正しい定義とは
http://monoist.atmarkit.co.jp/fembedded/articles/robot/01/robot01a.html
人間とロボットの間に横たわるモノは?
http://robot.watch.impress.co.jp/cda/column/2006/08/10/124

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