NHK技研公開2011
今日雨の中、NHK技研公開2011に行ってきた。雨が降っていたのですいているのかと思っていたが、会場には多くの人がいた。展示項目が36+1+1+4あり、見ごたえ十分であった。3点ほど感想を残しておきたい。
スーパーハイビジョンはすごかった。約3300万画素はやはりこの目で見てみないと、そのすごさがわからない。モニターを通しては、その画質は再現できない。
スーパーハイビジョンはまだ、撮影機材や放送方法や視聴端末など多くの問題があり、一般に実用化されないだろう。サーパーハイビジョンの映画ができたら、映画館で見てみたい。3D映画はどうも長く視聴する気になれないので、サーパーハイビジョンの映画のほうがリアルに感じると思った。
スーパーハイビジョンは、ハイビジョン16と改名して、ハイビジョン16の技術があれば、今のハイビジョンの4倍のハイビジョン4(勝手に命名、約800万画素)を先に普及するのはいかがかと思った。
TVMLXを利用したコンテンツもたくさんあった。手話のサービスは早く実用化されることを期待したい。「不気味の谷現象」をどうクリアするか、また動作の初動時や終了時などの不自然さをなくすのがよいのかなどを考えると、やはり人間のすごさを感じてしまうと同時に技術の進化にも驚いてしまう。
字幕を点字に変換する装置が見れたのもよかった。実際指で感じてみて、2×4のドットからなる点字を指先で感じることができる人はすごいと思った。
来年もぜひ見に行こうと思う。完全デジタル放送された後でもあり、完全デジタル化でどう展示内容の傾向が出てくるのだろうか。また、震災後ということもあり節電に関する技術がたくさん紹介されるのだろうか。来年が楽しみである。
まったく余談であるが、教育ではディジタル、放送等ではデジタルとあるが、どちらかに統一したほうがよいのではと思う。
参考サイト
NHK技研公開2011 -展示項目
http://www.nhk.or.jp/strl/open2011/tenji/index.html
不気味の谷現象-Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%8D%E6%B0%97%E5%91%B3%E3%81%AE%E8%B0%B7%E7%8F%BE%E8%B1%A1
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