小5と中2のインターネットの利用内容と目的
日本PTA全国協議会が、小5と中2とその保護者を対象とした「平成22年度子どもとメディアに関する意識調査」の結果報告書を公開したことを知りました。
調査内容は、テレビ、ゲーム、マンガ・コミックと雑誌、携帯電話・PHS、パソコン、携帯電話・PHSとパソコンによるインターネット、メディア全般と7項目あり、結果報告書は、210ページからなる。
とても全部をゆっくり見る余裕はないが、「携帯電話・PHSとパソコンによるインターネットについて」RBBTODAYの記事などから、気になったことを残しておきたい。
「携帯などやパソコンのインターネットの利用内容と目的」について、小学5年生の回答では「ホームページを見る」(60.7%)がもっとも多く、次に「ネットゲーム(オンラインゲーム)」(32.8%)、「サーチエンジン(情報検索)」(25.3%)となっている。中学2年生の回答でも「ホームページを見る」(74.9%)がもっとも多く、次いで「音楽配信」(51.7%)と続いている。
http://www.rbbtoday.com/article/2011/05/18/77039.htmlより引用
私は、インターネットの利用内容と目的の中で一番多いのは、動画サイトの利用ではないかと感じている。それに利用内容と目的気の1位「ホームページを見る」のではなく、「Webサイトのページを見る」という質問が正しいのでしょう。
インターネットを利用してやり取りしたことのある物品については、小学5年生では「ゲーム類」(9.8%)、「ファッショングッズ」(9.2%)が多く、中学2年生では「ファッショングッズ」(15.8%)、「ゲーム類」(15.7%)となった。
http://www.rbbtoday.com/article/2011/05/18/77039.htmlより引用
ゲーム機からもインターネットにつながる。そのことはこのアンケートに生かされているのだろうか。
インターネットの利用について保護者の認知状況は、「よく知っている」は小学5年生が65.1%、中学2年生では42.3%。また、保護者が「まったく知らない」と「ほとんど知らない」の合計は、小学5年生で7.6%、中学2年生で19.8%となった。
http://www.rbbtoday.com/article/2011/05/18/77039.htmlより引用
子どものインターネットの履歴に、全て目を通すことはかなりの時間がかかるし、履歴を消されたら確認しようがない。
親が、小5のときや中2のときにインターネットを見ていることは、ほぼないと思う。
経験値のないインターネットと子どものあり方について、どうしたらよいか悩んでいる親も多いのであろう。もしくは考えていない親もいると感じる。
パソコンは、リビングなど親の目の届くところにおくのが1番だ。でもケータイやスマートフォンで、子どもが何をしているのかを把握するのは難しいかもしれない。ケータイやスマートフォンの充電装置を親の目の届くことや、夜おそくの使用禁止などのルールも必要なのでしょう。
携帯電話・PHSとパソコンが、家電ではなく個電的な存在になっているので、今回の調査はとても参考になる。
参考サイト
平成22年度子どもとメディアに関する意識調査
http://www.nippon-pta.or.jp/material/pdf/18_kyouikukaikaku.pdf
中2の保護者、子どものインターネット利用状況を2割が「知らない」
http://www.rbbtoday.com/article/2011/05/18/77039.html
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