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2010年9月21日 (火)

デジタル教科書

2010年9月19日(日)の朝刊の2面を使ってシンポジウム「デジタル時代の教育を考える」に関する記事が載っていた。興味深く世増させていただいた。
タイトルは、論争 デジタル教科書「学ぶ力」低下に懸念であった。
忘れないように私の乾燥や考えをこのブログに述べておきたい。

まずはこのシンポジウムが開かれた日について。開催日が9月3日(金)の平日であり、教員を対象としたシンポジウムではないということ。350人もの方が参加されたそうであるが、この日に参加できる方が、これからデジタル教科書で指導される方々なのだろうかという疑問がある。プレスセンターで発表されていることからあくまで報道向けなのでしょうか。

次にデジタル教科書について。新聞の説明によるとデジタル教科書とは、
文部科学省の検定を経た教科書の内容をデジタルソフト化したソフト。「指導者用」と「学習者用」の2種類がある。(以下略)
ソフトとあるので教科書アプリということなのだろうか。この記事の中で電子教科書とは言っていないので、あくまでもソフトのようである。教科書会社はいくらで販売することになるのだろうか。学習者用のソフトは誰が費用を負担するのでしょうか。

次にデジタルディストラクションについて。デジタルディストラクションとは情報機器による注意散漫のことで、記事の中では授業の資料のページを見ていたのは3割で、他は別のページを見ていてびっくりしたとありました。アナログの場合だとどうなのでしょうか。アナログディストラクションはないのでしょうか。

次に情報の選別力について。情報の選別力が未熟なうちにネットに触れるのはどうかと述べているが、児童生徒はデジタルネイティブと呼ばれているので、触れさせないことよりどうデジタル情報と付き合っていくかを考えるべきだと感じた。コミュニケーションが未熟なうちからケータイもメールも使っている現実がある。

最後の前に、学ぶ力の低下について。現時点で学ぶ力は低下していると感じる。デジタル教科書は新たな学びの道具として有効かもしれない。先行事例の報告を待つたいと思う。

最後にデジタル教科書が入ったとしてもすべての時間、デジタル教科書だけ使っているとは思えない。ソフトや電源の問題で使えるのはわずかであろうし、アナログの教材やノートやプリントはなくならないと思う。

参考になりそうなサイト
デジタル教科書:http://dtar.u-gakugei.com/
デジタル・ナレッジの“デジタル教科書”:http://www.digital-textbook.jp/
DiTT デジタル教科書教材協議会:http://ditt.jp/
「デジタル教科書」というバラマキ - 池田信夫:http://agora-web.jp/archives/1065328.html
参考になりそうな本
緊急提言! デジタル教育は日本を滅ぼす
http://www.poplar.co.jp/shop/shosai.php?shosekicode=80006890

デジタル教科書にはまだ別も問題もあるだろうし、長所もあると思う。デジタル教科書の実物をじっくり触ってみたいものである。

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