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2010年8月

2010年8月31日 (火)

明日から2学期

暑かった夏休みも今日で終わりで、明日から2学期が始まる。
今年の夏は記録的猛暑で真夏日が多く、
まだ暑い日が続くそうで空調のない学校では、
暑い中授業が始まるかと思うとつらいと感じる。
その点コンピュータ教室での授業は空調がきいているのでよいが、
室外との温度差は体調によくない。

この夏教科「情報」の担当者向けに、
プログラミング学習についてのアンケートを実施した。
協力していただいた先生方に感謝します。
そのアンケートをやっとまとめながら思ったことは、
情報の免許をとりたくなっかたという方がいるのだということを
アンケートの中から改めて感じた。
他教科ではその教科の先生になりたくて免許を自ら取っているはずなのに、
教科「情報」においては自発的でなく免許を取った方が多からずいるのだと思う。
それと教科「情報」が2単位しかないことの弊害が大きいのだと感じた。
もちろん前向きに教科「情報」を指導している方もいると思うが、
二足のわらじでは負担も大きい。
すでに現教育課程が始まり8年目になるが、教科「情報」で採用された方は少ない。
やはり教科「情報」の問題点は2単位しかないことによる、
専任で採用された方が少なかったり、
学校に複数の情報の専任がいないことにあると考える。
情報社会になってなぜ教科「情報」が冷遇されるのかわからない。
グチ気味になってきたのでもうやめます。

さて2学期はスクイークを使ってプログラミングを生徒と学びたいと考えている。
様子はこのブログで紹介できればと考えている。

あっという間に8月が終わってしまい、ゆっくり振り返るゆとりがない。
やりぱっなしではいけないと感じる。
読んだ本もこのブログで少しづつ残していければと思う。

2010年8月30日 (月)

考えると思う

先週研修の中で「伝える」ことについての講義があった。
詳しくはかけないがとても参考になった。
昨日とあるところで、
伝える力読み解く力という小冊子を手に入れた。
2011/6に始まる語彙・読解力検定ののPR版のようであるが、
気になり中の記事を読んでいると
「考える」と「思う」の違いについて触れていた。

「考える」は頭を働かせ、「思う」は主に心を働かせる場合に使う。「考える」が客観的で論理的なイメージがあるのに対し、「思う」は感情や心理を優先している。

これを読んでふと考えた。
どちらだと思いますかとか○○□□だと思うとよく表現していたが、
どちらだと考えますか、○○□□だと考えると表現したほうがよいのではないか。
今まで何気なくよく「思う」という言葉を使っていたが、
これからは「考える」という表現が多く使えるように心がけたい。
2学期が始まる前に「考える」と「思う」の違いを意識できたことは大きいと考える。
正しく伝えるためにも正しい言葉を使えるようにしたほうがよい。
それと論理的思考するためにも、
本を読んだり新聞を読むことは大切だということも忘れないでおきたい。
もっと若いときにこのことに気がついていればよかったと思う。

2010年8月28日 (土)

教育用プログラミングできるロボット

昨日職場で教育用レゴ マインドストームNXTを久々に少し触ってみた。
なかなか思ったように動かず苦戦する。
教育用プログラミングできるロボットはさまざまな会社から出ていて、
1機あたりの値段も差がある。
私が調べてたり目にした教育用プログラミングできるロボットをわすれないうちに
このブログにまとめておきたい。ロボットの説明はそのままサイトから引用してあります。
どのロボットもコードを打つことなくビジュアルで
タイルもしくはブロックを組み合わせる感覚でプログラミングできるソフトが開発されています。中には無料でダウンロードできるソフトもある。

マインドストームNXT

『教育用レゴ マインドストームNXT』は、8歳以上の生徒たちが無理のない方法で一歩一歩学びながら、自律型のロボットを組み立て、プログラミングすることによって、学習能力を高めるためのツールです。レゴブロック、学習しやすいソフトウェア、そして段階を追った指導ガイダンス機能(Robot Educator)を特徴とする『教育用レゴ マインドストームNXT』は、生徒たちが自分の手を使って楽しみながら知識を身につけるのに最適なツールであり、自分で新たなアイデアを生み出すことを促す効果もあります。

LEGO者の有名な教育用ロボット。ロボット・ソフトともに高め。データを取ったり、充電して動かすことができるなど高機能である。

サッカー・ロボMR-915

ただ「動く」だけでなく周囲の状況を読み取って「環境を認識」し、「判断」し、「制御」していくオリジナル自律型ロボットの製作を通じて、ロポットのしくみを学習し、コンピュータについての認識を広げていくことができます。

駆動形式が選べる。基盤が丸見えタイプ。乾電池単三4個で動く。

この下3つは4桁で購入できる教育用ロボット。

BeautoRacerVstone

マイコン・モータ・LEDや地面の白黒を検知する赤外線センサを備えたロボットカータイプの教材ロボットです。専用ソフトウェア「Beautoビルダー R」を用い、動作や命令のブロックを繋げることでプログラムを作成することができます。BeautoRacerでは、フローチャートやアルゴリズムといったプログラミングの基本的な考え方を学ぶことができます。

指導案がサイトにあったり、ソフトもただでダウンロードできる。姉妹ロボットも多数あり。
乾電池単三2個で動く。

制御学習プロロボ山崎教育システム

アナログデータヲデジタル変換 PC室でラクラク組み立てなんとドライバー1本で組み立てが出来る。配線レスだから安心!!プログラミング学習とマシン制御をゲーム感覚でマンガでみる制御学習ヤマザキ自慢のSTEP学習

ソフトがフローチャート形式で作成できる。姉妹ロボットも多数あり。乾電池単三2個で動く。

KIROBOELEKIT

「KIROBO(MR-9132)」は小さなボディに光センサーを2個、タッチセンサーを2個搭載した、入門用プログラミングロボットキットです。
KIROBOを制御する専用プログラミングソフトウェア「IconWorks」なら、命令アイコンを並べるだけの簡単操作でプログラミングが可能です。

先に出てきたサッカーロボの姉妹品。音声信号でロボットと通信する。乾電池単三4個で動く。

もちろん他にもあると思うので、興味のある方は自分で調べて手に入れることを薦めます。

教育用プログラミングできるロボットは、
生徒2~3人のグループで学ぶことになると思うので、
ヴァーチャルとリアルでのロボットの動きなどの違いだけでなく、
グループわけをどのようにするのかも指導上の大切な点になる。
ロボットを使用したプログラミングの授業は、
選択での授業か技術科や工業科での授業に向いているように思う。
もっと大きな問題としては、
ロボットを何台そろえたれるのかという金銭的なことと、
ロボットをどう管理していくかということが問題になり担当者の負担が大きい。

話は変わって
昨日、胃部X線検診でとある高校にお邪魔した。
知っている先生がいたので顔を出そうとしたら、
もう今日から授業ですと事務の方に言われた。
朝来たとき部活はしていないし生徒をやたら見ると思ったら
2期制だともう授業が始まっている学校もあると聞いたことを思い出す。
もう夏休みが終わってしまうのかと思っていたら、
もう終わっている学校もあるのだと実感した。
時間がたつのが早いなあと思う。

2010年8月25日 (水)

日本人から「エクセル」の学生世界チャンピオン誕生

昨日の読売新聞の2面の「顔」に
「エクセル」の学生世界チャンピオンになった方の記事が載っていた。
2010年8月8日~10日(現地時間)にアメリカのソルトレイクシティーで行われた
「Microsoft Office 世界学生大会 2010」でEXCEL2007部門で1位の栄冠になり、
今回の記事が2面に載ったようである。
世界1位とはすばらしいことである。
記事によると、優勝された佐志原さんは大学1年生である。
小学校3年生からパソコンを使い、EXCELは小5から使っているようである。
自分専用のパソコンもないそうである。
最後の本人のコメントもすばらしい。
参考:主催者の「Microsoft Office 世界学生大会 2010」の記事

さて、教科「情報」でEXCELを教えるのはけしからんという人がいる。
そうかもしれない。でもEXCELの操作を教えるのはまずいと思うが、
表計算ソフトでどのようなことができるのかを教えることは有意義である。
昔アンケートの中にEXCCELはできますかという項目があった。
EXCELができるとはどういう意味なのかわかって質問したのであろうかと思った。
EXCELのすべての機能が使える方がいたら私はあってみたい。
EXCELを教えるのではなく、
EXCELで表計算はこんな情報処理に向いていますよ。
日本語ワープロソフトは、
プレゼンテーションソフトはこういう情報処理に向いてますよと
教えられれば意味があると思う。
操作は覚えてもインターフェースが変わって、
何もできないのでは表計算ソフトが使えるとはいえないと思う。
操作を教えるのではなく、
どのソフトを使い情報を処理し表現するのをしっかり教えられたらよいと思っている。

昨日の新聞ねたでもう一つ残しておきたいこと。
昨日の新聞の1面には裸眼3Dテレビが東芝から発売のされる記事が載っていた。
まだ専用メガネ対応の3Dテレビが発売されたばかりかと思っていたのに、
技術の進歩は恐ろしい。
後はコンテンツがどうなるかである。

2010年8月23日 (月)

Squeakのすばらしさ

Squeakとはプログラミング言語であり、
Squeakを元にEtoys(スクイーク)Scratchというプログラミング環境が提供されている。

さて最近、文部科学省がプログラミンというサイトを立ち上げたことを知った。
これは面白い教材になりそうである。

まず、ソフトウェアの名称について。

プログラミンとというプログラミングの「グ」だけなくした名称を
どう思うのかを生徒に考えさせて発表させる。

次に、知的財産権である著作権・意匠権や題材として

Etoys(スクイーク)Scratchとプログラミンを比較させる。
そして著作権や意匠権について考えさせる。

そして、metaタグを指導するときのまねをしてはいけないネタとして
metaタグに「スクラッチ,scratch,スクイーク,squeak」と、
Squeakと関係ないのに入れてしまっていることがアウトだということ示す例として。
参考ページ:http://hamamuratakuo.blog61.fc2.com/blog-entry-507.html

情報モラルという面でよい教材になりそうである。
Squeakの開発者の立場になって、プログラミンの存在をどう思うのかを考えさせるのもよいと思う。

プログラミンのおかげで、SqueakEtoys(スクイーク)Scratchが日本もっと広がるきっかけをくれたのかもしれない。

2010年8月22日 (日)

第3回全国高等学校情報教育研究会 2日目

昨日石川県にある金沢工業大学にて行われた、
第3回全国高等学校情報教育研究会の2日目に参加させていただいた。

今日は、4つの分科会と全治会があり午前中で終了。

分科会は4か所で4展開で行われる。
当然残念ながらすべてを聞くことはできないので、
何を聞くか少し迷い次の4名の発表を聞くことにした
1人目は埼玉県立大宮武蔵野高等学校の中島 聡先生による
「「基礎情報学」と「情報C」」
皆さんおはようございますとしっかりあいさつから始まる。
情報は何か、コミュニケーションは何か、メッセージとは何かといことに対し、
多くの本を読んだり大学の先生と情報交換されるなどしっかり勉強をされて発表されているので、聞いていてとても勉強になり刺激になりました。
2人目は大阪府立東百舌鳥高等学校の稲川 孝司先生による
「アルゴリズム的思考による計測・制御と問題解決学習」
先日の台車型ロボット Beauto Racerのワークショップに参加できなかったので、
講義を聴くのが楽しみにしてた。
アルゴリズムを学ぶ必要性やビュートレーサを使った実践例の紹介など、とても勉強になる。
Beauto Racerを使って生徒が普段して行動を意識するようになるとことが聴けたのは、よかった。
スクイークアルゴロジックについて触れていただいたのはうれしかった。
3人目は大阪府立桃谷高等学校の野部 緑先生による
「モデル化とシミュレーションについての実践」
なぜロボットを使うのかの説明をしていただけたのがうれしかった。
ドリトルBeauto Chaserを使った実演もある。
生徒の興味を引く指導内容をたくさん考えておられ、勉強になると主にとても刺激になった。
4人目は岡山県立玉野光南高等学校草野 泰秀先生による
「岡山県立玉野光南高等学校における授業実践」
専門教科情報を担当されており、CASL2シミュレータなど多くのフリーソフトなども開発されている先生であることを、偶然行きのバスの中で知る。
情報で何を大切に指導しているのかを実践例を紹介しながらわかりやすく説明。
AutoASPの利用についてもっと知りたかったが、時間の関係で詳しいことを資料を確認したい。

5号館1階に場所を移し、全体会と閉会式へ。
全体会の前に各分科会の様子を石川県の担当者4名が報告。
群馬県立万場高等学校の藤岡 良一先生による
「情報の授業における生徒のニーズ」
スライドがよく見えないので、情報が伝わらず残念。
最後に下條先生の心温まる閉会のあいさつ。
これで研修会は無事終了。時間の関係でそのままバス停に向かう。

帰りバスで一緒になった若手たちとバスを途中で降り、
カレーのチャンピオンで金沢カレーを食べることができた。おいしかった。
Sサイズで十分腹にたまった。楽しい旅の思い出ができた。

ホテルに戻り預けた荷物を受け取り、金沢駅に行く。
名古屋まで高速バスで移動。今回の移動手段は高速バスとなった。
高速バスも3列シートなら快適に移動ができ、よいかもと思った。

今回の研究会の参加でまた新たな出会いや貴重な情報や刺激を得るることができ、とても満足であり感謝したい。
研究会を運営かかわった方々ありがとうございました。
来年第4回全国高等学校情報教育研究大会は大阪で8月5日(金)~6日(土)に行われるそうです。ぜひ参加したいと思います。

2010年8月21日 (土)

第3回全国高等学校情報教育研究会 初日

昨日石川県にある金沢工業大学にて行われた、
第3回全国高等学校情報教育研究会の1日目に参加させていただいた。

今日の0時過ぎに新宿発の高速バスで朝8時前に金沢駅に着く。
長時間寝れなかったが、快適な旅であった。
電光掲示板に気温30℃と表示されていて暑さを実感。
そのまま金沢工業大学に向かう。
会場についてもだれもいない。受付の準備はできているのでその付近でまつことにする。

残念ながらEMの接続状況が良くなくネットに接続できない。
10時過ぎから、準備の手伝いを少ししてその後ポスターセッションの準備を行う。
熱いので遠くまであるいて食事に行く気になれず、学食にてコロッケカレーを食べる。安くておいしかった。

午後1時から研究会が始まる。冷房が利いていて寒いくらいである。
開会式・総会に続き、
文部科学省の永井 克昇先生による講演。
「新学習指導要領と教科「情報」~問い直せ! 情報教育~
まだまだ教科「情報」に対する正しい理解のされない方がいることを永井先生が嘆いていおられる。
国民必須の力(基礎的・汎用的能力)にたくさんの○○力が挙げられているが、だぶりが
あるのが気になるし、もっとすっきりできないものでしょうか。
21世紀型スキルもあるが、新しい能力でもスキルでもない。
「国民必須の力」や「□□□□□で身につけてほしい力」が紹介されるが、
トレードオフとリスク管理能力が抜けている。
論理的思考力にも触れられていないのはとても残念である。
豪華幕の内弁当方式が好きなようです。
ガラパゴス化が進みそうで心配である。

次に5号館1階から7号館4階に場所を移しポスターセッションとワークショップと企業展示。
ポスターセッションで発表をさせていただいたので、
他の10名の方の発表などがほとんど見えず残念であるが、
有意義な情報交換をさせていただいた。
あっという間の約2時間であった。
私の拙い発表を聞いていただいた皆さんに感謝します。

その後懇談会会場に移動。参加者の半分近くの約80名が参加。
みんな熱い方ばかりでとても励みになる。
これまた、あっという間の約2時間であった。

まだ暑い金沢の市内を歩き今日の宿泊地につく。
そんなに大きくない大浴場でゆっくり風呂に入る。
今日第3回全国高等学校情報教育研究会の2日目も参加する。
とても楽しみである。

2010年8月20日 (金)

SSS2010:2日目

おとといから昨日まで伊香保温泉の森秋旅館にて、SSS2010情報処理学会情報教育シンポジウムに参加させていただいた。
朝食前に温泉に入り、とても幸せな気分になる。
朝食後再度今度は露天温泉に入りまたまた幸せなになる。露天の朝ぶろは最高である。

9:00からセッション開始。今日から大学の先生関係者による発表。
セッション5:
愛知工業大学の阿部圭一先生による
「小中高校の情報モラル教育はどのような問題・状況に対処しなければならないか」
問題の本質とは何か?
小中高だけでなく幼小中高大と保護者の教育が必要だが、その方策がむずかしい。
獨協大学の立田ルミ先生による
「文系大学における一般情報教育」
多くのアンケート結果が示され、
必要とされる「情報」の知識と技能の教える側と採用する側でのずれがわかり興味深い。

セッション6:
三重大学の奥村晴彦先生による
「Rを使った情報教育」
とても楽しく話を聞けた。なぜRなのか。Rとは何か。どうRを使い教育したのかが短い時間であったがよくわかった。
大阪電気通信大学の堀内学さんによる
「大学イベントでのCS アンプラグドの利用」
学生の発表で話し方が学生らしい。
イベントを運営した苦労がよくわかる。
京都大学の大学院生岡本雅子さんによる
「初学者を対象とした自習中心のプログラミング教育の教材開発と評価」
プログラミングはスポーツと同じように手を動かしながら覚える必要があるには同感。初心者がC言語プログラミングにどう躓くのかを分析。
分析内容にとても興味が理参考になる。
都合により京大での実施内容の紹介で、その他の実践例があればよかったなあ。

ここで昼食休憩。
私は昼食を頼んでいなかったので、散歩しながら店を見つけもりうどんを食べる。
おいしかった。その後少し石段まで行くとあっという間に休憩時間が終わる。

セッション7:
産業技術大学院大学の戸沢義夫先生による
「PBLでの教育目標再考」
PBLでの学習目標・先生の指導の在り方・評価について考えさせられる。
ただPBLを取り入れればいいというものではないことがよくわかる。
PBLで生徒がどのようなことを学ぶのかについてまとめてあり参考になる。
京都情報大学院大学の江見圭司先生による
「プロジェクト活動のためのラーニング・デザインの概念から評価まで」
第4の波「ハイコンセプト」についての説明。なるほどと思う。
プロジェクトマネージメント、インストラクショナルデザイン、ラーニング・デザインなどについて濃い内容であった。
慶応義塾大学の桑原直子先生による
「「情報」を中心に据える情報教育」」
情報とは何かがはっきりしていないのでもやもや感に包まれる。

残念ながら、SSS2010情報処理学会情報教育シンポジウムに参加できたのはここまで。
なぜかこの後新宿まで高速バスで戻る。
バスに乗るころから雨が降る。
新宿まで快適なバス移動であった。

そしてなぜか新宿から金沢まで違う夜行バスで向かう。無駄のある移動となってしまった。
明日から全国高等学校情報教育研究会に参加。楽しみである。

2010年8月19日 (木)

アルゴロジックver1.3 That's great!最短記録を達成しました。

アルゴロジックver1.3で追加された上級の太陽が、
stratと7ブロックでできることを知り、
紙に図を描きながら試行錯誤し悪戦苦闘。
できた方がいて、できるまで気になって仕方がない。
なんとかできた。超うれしい。
20100819algo
何と答えが2通りあることを知りまたビックリ。
アルゴロジックの面白さと奥の深さに改めて知る。

何と6ステップでできることをこの記事を書いた後に知る。
すごすぎる。すでに最短記録ではなくなった。

SSS2010:1日目

昨日伊香保温泉の旅館にて、SSS2010情報処理学会情報教育シンポジウムに参加させていただいた。
伊香保までは新宿から高速バスで移動。Gシートを予約できたので快適に移動。バス停から旅館まで距離は短いが階段がつらい。

私にとって初めての情報処理学会情報教育シンポジウムに参加であり、共同での初めてのポスターセッションになる。

午後からシンポジウムが始まる。
招待講演1:大阪電気通信大学の新川拓也先生による招待講演1
「くらしの技術~Living Technologyの展開~」
kikimimiおもしろそうである。
如何に情報を伝えるのかを視覚によらない情報伝達は、
受信者の創造性が豊かになるのかもしれない。

セッション1:高校の先生方による実践報告。
神奈川県立相模向陽館高校の保副やよい先生による
「情報Bにおけるプログラミング実践の報告」
コードを1行ごとに提示し生徒のタイピングの速さに考慮すること、
教え過ぎないことの大切さ、
TTの先生もしっしょにドリトルでプログラミングの楽しムことの大切さを学ぶ。
神奈川県立秦野総合高校の間辺広樹先生による
「アンウラグドを活用した公開鍵暗号学習プログラムの情報科教育への適用」
公開鍵暗号学習についての興味深い内容である。
私は公開鍵について言葉だけの説明になってしまう。
公開鍵についてどれだけ時間をかけて教えるべきか悩ましい問題である。
都立八王子桑志高校の西野洋介先生による
「高等学校産業科による3学年同時のドリトルによるプログラミング実習」
3年間プログラミングを高校生に教えるうえで、どのようにモチベーションを持続させ

たらいのかの参考になる。
難しい→易しい→難しいの順で教えることには賛成である。
いきなりプログラムの全体を教えるのは難しいし、
敷居の低いものばかり使うのも生徒のモチベーションを下げてしまうかもしれない。
やはり高校の先生方の実践報告は興味深くとても参考になる。

セッション2:高校の先生方による実践報告。
東京都立町田高等学校の小原格による
「セキュリティの指導を視野に入れた「ネットワークのしくみとプロトコル」におけ

る体験的な学習について」
ネットワークン仕組みについて苦労しながら指導した経験を聞けてっても参考になる

。どこまで時間をかけて教えるのかも考えさせられる。
神奈川県立神奈川総合産業高等学校の増山一光先生による
「SSH 校における情報セキュリティを重視した無線LAN教育の実践」
情報セキュリティ指導例としてとても参考になる。
危険とは何かをまず理解することが大切さがよくわかった。
外部講師を呼んで情報セキュリティを教えることをそのまま真似は出来ない。
情報セキュリティもどこんで教えるのか教えられるのか、考えさせられる。

高校では「情報」の授業時数が他教科より少なく東京都以外には専任も少ない。
何を教え何を教えないのかをしっかり選択できるゆとりが必要か。

セッション3:デモンストレーション&ポスター1
次の準備もありゆっくり見ていられなかった。
大阪府立桃谷高等学校の野部緑先生による
CS アンプラグドを目指した公開鍵暗号の授業
はとても参考になった。アナログによる体験の大切さを実感した。

セッション4:デモンストレーション&ポスター2
神奈川県立横浜清陵総合高等学校の五十嵐先生との共同報告
タイルスクリプティング環境を利用したアルゴリズム学習の実践報告
五十嵐先生はアルゴロジックを参加者に体験させながら、
プログラミングの楽しさを教えるために、
スクイークやScratchやアルゴロジックを利用するよさを強調。
私もスクイークの説明とスクイークでの実践から感じたことや生徒の感想などを紹介した。
他の方の報告や発表が見れないのは残念だが、聞いていただいた方と貴重な情報交換ができたがよかった。
シンタックスエラーを取ることに時間をかけるより、プログラミングの楽しさを実感させたいという思いで、スクイークを今後も取り入れたいと思っています。

その午後やっと温泉に入る。熱くなく私向きの温度である。
このシンポジウムに誘っていただいた五十嵐先生にはとても感謝している。
(恥ずかしいので直接本人には言えないが)

その後の懇親会でも楽しく情報交換させていただいた。
明日も楽しみである。

2010年8月17日 (火)

アルゴロジックver1.3 You failed.

アルゴロジックver1.3に更新された。
なぜかFirefoxでは表示がうまくできないが、IEなら問題なくできる。
問題が各級1問づつ増えた。
上級の太陽がとても難しくクリアできない。悔しい。

今日今使っているUSBが壊れた。読めなくなったファイルやフォルダがあり、
これまた悔しい。
買って3ヶ月ほどのMUSE DIGITAL 4gb YD6220804GB で、
領収書は見当たらないので、あきらめようと思っている。
これから使うデータを入れておいただけに悔しい。
元データはあるので、違うUSBメモリにコピーする作業をした。

明日早起きをしてバス旅行のたびが始まる。
どきどきであるが、どうしても太陽が頭から離れない。

2010年8月12日 (木)

レゴマインドストームNXT その1

株式会社アフレル社からレゴマインドストームNXTをお借りでき、
今日NXTを組み立てて実際に動かしてみた。
まずなぜかNXTとうまく通信できず悩む。
再起動しようとしたら、14個の更新プログラムが動き始めた。
更新プログラムをダウンロードしていたので、
パソコンが止まったようになっていたことに気がつく。
NXTは完全ばらばらの部品状態だったので、組み立てるのに時間がかかった。

なぜレゴマインドストームNXTを借りたのかは、
2学期スクイークを教えるときに、
NXTとの比較が少しできると生徒によい刺激になると考えたことと、
NXTを使うとどんな学習ができるのかも知りたかったからです。

画面上で画像が動くのはうれしいが、
実物のロボットが動いたほうが印象が深いと思うが、
ロボットが動いたことだけが深く記憶に残っても困るし、
NXTは高いため実際に授業の中で生徒に触らせるのは現実的ではないと思う。

今日は1センサーでのライントレースなど基本的なことのみを実施した。
次回は時間を見つけて2センサーでのラインとレースに挑戦してみたい。

今日は台風の影響で天候が悪かった。
夕方帰宅の途中に虹を見ることができ、得した感じがした。
雲で全体は見えず下のほうしか見えなかったが、自然の美しさを感じた。
同時に、台風の影響で飛行機が運行できなかったり、花火大会が延期になったり、
自然の恐ろしさもあることを忘れないようにしたい。

2010年8月11日 (水)

プ会26

今日筑波大学神保町キャンパスで行われたプ会26に参加させていただいた。   
現地近くで少し迷ったこともあり30分ほど遅刻したが、
18:00開始になったので2名の方とも話が聞けてうれしかった。
前回に続き現地で近くで時間をロスしてしまい反省。
今回参加人数が30名弱と多かった。

1人目は河村 奨 さん(Cognitom Academic Design)による
「教育ガラパゴスは必要ですか?」。
2人目は新井 紀子さん(国立情報学研究所)による
「「学校教育のICT化」とは何か」。

2方ともとても考えさせられる内容でありとても刺激になった。
今回参加人数が30名弱と多かった。
懇親会も参加者が多く、餃子がおいしかった。
会を開いていただいた関係者の皆さんに感謝します。

情けないことに帰りの神歩町駅内でホームまで無駄に遠回りしてしまった。
いろいろな意味で迷子にならないようにしたい。

2010年8月 8日 (日)

続プログラミングについて

プログラミングについて恥ずかしい記述を2010/08/06の私のブログに書いたが、
私が勘違いした理由が2つあり忘れないように、このブログに残しておきます。

Yahooで「プログラム」を辞書検索した。
大辞泉では、

3 コンピューターへ指示する、計算や仕事の手順を特定の言語や形式で書いたもの。また、それを作ること。

大辞林では、

[3]    コンピューターに、情報処理を行うための動作手順を指定するもの。また、それを作成すること。

多くの場合大辞林のように「特定の言語や形式で」という言葉が抜けている。
だから私も勘違いしてしまった。
「特定の言語や形式で」を抜けてしまったのが、私が勘違いした1つ目の理由。

日経BP社「プログラムはなぜ動くのか」の第1章にも、
プログラムとはコンピュータに実行させる処理順序を示すものとある。

プログラムはプログラミング言語で書くのは当然だから、
「特定の言語や形式で」とかく必要はないということなのだろうか。

ちなみにスクイークやScratchはコードを打たなくてもプログラミングできる
プログラミング環境で、プログラミング言語が裏で動いている。

次の勘違い。
HTMLはコンピュータ言語であるがプログラミング言語ではない。
だからコンピュータに何かを指示をさせるまとまりとはいえない。

人工言語には、次の3つがある。主にwikipediaで調べました。
コンピュータ言語
プログラミング言語
データ記述言語

上のプログラム言語かデータ記述言語に含まれる他の言語
マークアップ言語
スクリプト言語
モデリング言語・・・などなど

コンピュータ言語とは、コンピュータ技術においてで用いられる人工言語の総称。
コンピュータ言語は、大きく分けてプログラミング言語とデータ記述言語がある。

プログラミング言語とは、コンピュータに対する一連の動作の指示を記述するための人工言語の総称。
プログラミング言語には、低級言語と高級言語がある。

データ記述言語には、純粋にデータの格納のみを目的とする言語と、プログラミング言語の特徴も備える言語がある。
「HTML」は純粋なデータ記述目的の言語なのでプログラミング言語ではない。
ケータイなどの情報機器向けに作成された「HDML」では、変数や制御文をもつなど言語自身がプログラミング言語の要素を備えている。「HDML」という言語をはじめて知った。

HDMLの参考になりそうなページ
HDML
My First HDML
KDDI au: HDML > HDMLについて

マークアップ言語
文章の構造(段落など)や見栄え(フォントサイズなど)に関する指定を文章とともにテキストファイルに記述するための言語である。
マークアップ言語は、データ記述言語の1部と思いたいところだが、先のHDMLのような例があるのでいいきれない。
XMLはデータ記述言語に含まれるのか?

スクリプト言語
スクリプト言語(scripting language)とは、アプリケーションソフトウェアの動作内容を、台本(script)のように記述し制御するための、簡易的なプログラミング言語。
スクリプト言語はプログラム言語の高級言語の一種。
スクリプト言語もたくさんあり、その機能にもたくさんある。とほほ。

モデリング言語
ソフトウェア開発においてシステムの構造を表現するための人工言語。
UML(統一モデリング言語Unified Modeling Language)は、ソフトウェア工学におけるオブジェクトモデリングのために標準化した仕様記述言語。
初めて少し知りました。

コンピュータ言語はたくさんありすぎる。
必要だからあるのだろう?が、いっぱいありすぎて困らないのだろうか。
自然言語をすべて知る必要はないのだから、問題なしか?!

プログラミングについて短く説明することはできないことが痛感した。
簡単に説明できるのなら、書店にプログラム関係の本がたくさん並ぶこともないと思う。

プログラムといわずソフトウェアといい、
プログラミングといわずソフトウェア作成といったほうが間違えないような気がした。

「○○とは」と検索するのもよくないのかもしれないことも痛感した。
調べたいキーワードを直接検索したほうがよいのかもしれない。
その場合はwikipediaがよくヒットすることになるかもしれないので、
少なくても3つほど調べることを心がけるようにしたい。

第3回全国高等学校情報教育研究会石川大会

今日の午後第3回全国高等学校情報教育研究会石川大会
分科会ポスターセッションの時程が発表になったことに気がついた。
知っている方の名前が多いので、
聞いたことのない方の発表を見に行こうと思ったら、
分科会の時間帯が並列でないことに気がついた。
ということはすべての発表を見ることができるということか。
1人あたり入れかを含めて発表時間は10分弱か。
かなりハードな発表になりそうで人事ながら心配になる。

分科会は1人入れ替えを入れて35分のようです。
分科会1は分科会で1人目の発表時間であることを、
情報教育と数学教育とゲームの不定期日記の8/8を見ていて
私の勘違いに気がついた。あー恥ずかしい。
第1分科会と分科会1は同じかと早とちりした。あー恥ずかしい。
2010/08/09 PM18:35訂正

逆にポスターセッションは2時間と長丁場でこれもハードだ。

ある方から金沢はカレーがうまいと聞いたので、
21日か22日の昼はカレーを食べたいと思っている。
店がみつかるといいなあ。
参考ページ:wikipedia金沢カレー

2010年8月 7日 (土)

情報教育研究フォーラム2010

昨日東京情報大学で行われた情報教育研究フォーラム2010に参加させていただいた。

午前中はキーノートスピーチに続き、
東京情報大学 布広 永示先生による講演「プロジェクト型学習による高大連携」。
今大学生が抱える問題点などがわかりとても参考になる。
次に明治大学理工学部客員教授 長岡 亮介 氏による招待講演
「“情報”を“教育”するとは、何か、何であるべきか」
情報教育についての問題点をわかりやすく説明していただいた。
長岡先生の話を聞けたことは貴重な経験であった。

午後は分科会に別れ、
4人の方の実践例発表を聞く。
まず、柏の葉高校の高柳先生による「アルゴロジックで学ぶアルゴリズム」。
アルゴロジックで授業を行っている様子や事前と事後の生徒の変容がわかりとてもよかった。
次に、船橋芝山高校の沼崎先生による「協力して学ぶ情報B」。
シミュレーションについてとプレゼンテーションとグループワークを混ぜた高度な実践例を聞くことができた。
次に、茨城県から中園先生による「『情報の科学』と『社会と情報』をつなぐプログラミング学習」。
Scratchを使った実践例を聴くことができ参考になった。やっぱり私はスクイークが好きです。
最後に東葛飾高校の福島先生による「複雑な社会問題をシステム思考で解いてみる」。
システム思考による問題解決の説明とワークショップの実施。
4人1チームでワークショップすることで、話し合うことがとても大切だということがよく実感でき

た。
4名ともすばらしい発表であった。とても刺激になった。

休憩の後、講評、そして閉会。その後に情報交換会。
とても充実した1日であった。
フォーラムを運営された先生方ありがとうございました。
来年も参加しますのでよろしくお願いします。
参加者がもっと増えるといいのにと思った。

帰りの車を運転しながらきれいな夕日を見た。
一番星も見ることができてとても得した気持ちである。
昨日のブログに追記したが、1つもやもやしたものも解決したので週末気持ちよくすごせそうである。
今日はいろいろなところで花火がある。地元の花火大会を見に行く予定である。

2010年8月 6日 (金)

プログラミングについて

昨日、県内の情報科担当先生が集まる研究会において、
プログラミングに関するアンケートを行った。
生徒向けには、プログラムとは、・・・。
プログラミングとは、プログラムを作成することとアンケートの上部に触れていたが、
先生向けには、紙面の都合もあり触れずに行った。

改めて「プログラムとは」・「プログラミングとは」と検索しても、
しっかり定義しているページにヒットしない。wikipediaにも存在しない。

「プログラムとは」の説明には調べていて大体次の2通りあることがわかった。
コンピュータに何かをさせるための指示(または命令)のまとまり。
ソフトウェアと同じ。

「プログラミングとは」の説明は、大体次の2通りあることがわかった。
プログラムを作成すること。
プログラムを記述すること。

プログラミング言語とは
コンピュータに指示を送るための人工言語。
C・C++・Java・Parl・VisualBasic・PHP・Ruby・Smalltalkなどたくさんある。
人工言語であるプログラミング言語は機械語(マシン語)に翻訳する必要がある。

コンパイルとは

人間がプログラミング言語を用いて作成したソフトウェアの設計図(ソースコード)を、コンピュータ上で実行可能な形式(オブジェクトコード)に変換すること。
e-wordsより引用

スクリプト言語とは

機械語への変換作業を省略して簡単に実行できるようにした簡易プログラムを記述するためのプログラミング言語。
e-wordsより引用

機械語(マシン語)とは

マイクロプロセッサが直接解釈・実行できる言語。数字の列で表現され、人間が簡単に理解できるような形式にはなっていない。

マシン語を直接入力してプログラミングを行なうこともできるが、通常、マシン語のプログラムを作成する場合はマシン語の命令と一対一に対応したアセンブリ言語(ニーモニック)を使う。ニーモニックは、例えば、値のコピーに「mov」という単語を用いるなど、意味を類推しやすいアルファベットの並びになっている。

プログラミング言語は、より機械が解釈しやすい言語を低水準(低レベル)、人間が解釈しやすい言語を高水準(高レベル)というが、マシン語はもっとも低水準の言語である。
e-wordsより引用

マークアップ言語とは

文書の一部を「タグ」と呼ばれる特別な文字列で囲うことにより、文章の構造(見出しやハイパーリンクなど)や、修飾情報(文字の大きさや組版の状態など)を、文章中に記述していく記述言語。
e-wordsより引用

XML・HTMLやTexがマークアップ言語になる。

HTMLを作成することはプログラミングになるのかという質問があった。
コンピュータに指示を作成しているのでプログラミングにはいると思うが、
HTMLでWebページを作成することがプログラミングだと思っていない方もいるようです。

私もHTMLでWebページを作成することがプログラムなのか迷っていました。
wikipediaでマークアップ言語を知らべると、
HTMLはコンピュータ言語の1種であるとあります。

コンピュータ言語とは

コンピュータ言語(コンピュータげんご)とは、コンピュータ技術において用いられる人工言語の総称である。

プログラムを記述するためのプログラミング言語の一群が最も有名であり、そのため「コンピュータ言語」と「プログラミング言語」は同じ意味でつかわれることもある。コンピュータ言語としては他にもハードウェア記述言語とマークアップ言語などのデータ記述言語があるが、マークアップ言語の機能によっては「プログラミング言語」とは呼ばないこともある。
wikipediaより引用

混乱してきました
元に戻るとプログラミングがソフトウェア作成することとすれば、
HTMLやCSSでWebを作成することはプログラミングではなく、
プログラミングがコンピュータに何らかの指示を作成することであれば、
HTMLやCSSでWebを作成することはプログラミングに含まれるとなるのでしょうか。

私は広義では後者であり、
データ記述言語にはプログラミングの3大要素(逐次処理・条件分岐・ループ)を含んでいないことを考えると前者になると解釈していますが、
詳しい方に意見を聞くのがよいと思いました。
アンケートを実施した後でなくする前に確認すべきだったと反省しています。

その他に参考にしたサイト
社会の“最先端”にあるソフトウェア|JEITAソフトウェアで未来をつくる
http://home.jeita.or.jp/is/highschool/company/com01.html
目から鱗が落ちるように分かるプログラミング講座 詳細解説 エスエムジー株式会社 SMG
http://www.smg.co.jp/~toyo/Program/note.html
Geekなぺーじ : プログラミングとは?
http://www.geekpage.jp/programming/whatisprogramming.php

追記2010/08/20:18

HTMLやCSSを記述することはデータを記述しているだけなので、
プログラミングではないと、認識を改めました。
HTMLを記述することをプログラミングすることと答えてしまったことを後悔しています。

2010年8月 3日 (火)

言いたいことが「書けない」

昨日2010/08/02の読売新聞の朝刊で
「学力考 第3部 明日の授業4」のタイトルが
言いたいことが「書けない」でした。
これはブログに残しておこうと昨日思ったので
先ほど読んだので忘れないように残しておきます。
(新聞にご意見、ご感想をお寄せください。あて先はこのページの下にとあるが、
情報提供先はわかったが、意見先は同じなのかわからない。)

「書く力」に問題がある大学生の主な事例

  1. 「やばい」「なので」など、「話し言葉」が交ざる。
  2. 漢字を正しく書けない。文脈にあった漢字が選べない。
  3. 知っている熟語やことわざが少ない。
  4. 横書き用の原稿用紙に縦書きにするなど、基本的なルールが守れない。

1.は、書くことと話すことの区別がついていないので訓練しだいで改善される。
2.は、漢字の意味を正しく理解していないことと
   読みが同じ漢字が多く間違えやすいから訓練が必要。
3.は、背景に読書離れがあり、意識して本や新聞を読まないと直らない。
4.は、原稿用紙は縦書きという誤概念があるか、ルールを知らないと思われる。

記事の中で、2008年に実施した山形大学工学部の
選択授業「日本語工場講座を担当した山本 陽史教授が次のように述べている。

「多くの学生が、自分の考えを伝える文章技法が身に着いていない。読書離れが深刻で、書く力を下支えする読解力も弱い」

学生だけの責任ではないような気がする。

書けない文書、使えない英語、少数分数が計算できない。
多くの問題点が見過ごされているような気がしてならない。

損をするのは児童・生徒・学生だけでなく、国家なのではないであろうか。
私にしっかり文章が書けたり英語が話せたりする学力があれば、
もっと違った人生だったかもしれないと後悔している。

そのためにも何のために勉強するのか(動機付け)が大切である。
勉強はできないよりできたほうがよいだけでは、動機付けには弱い。
損をしないで楽しい人生を過ごすためにも勉強をしてほしいでは、
具体的ではないが、具体的な目標は個人個人で持つのがいいと思う。

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